悲しいとき～

ちょっと仕事上で
とってもとっても辛いことがあった



近年まれに見る落ち込み方をした



ゴーンさんに泣きながらぶちまけた



だいぶ落ち着いてきたけど



これが更年期鬱かなあ
どうも自分に自信が持てなくて
楽しい、嬉しい気持ちは長続きしなくて

落ち込む出来事は長続きして
より深く、深く傷ついて
ますます前向きになれなくなっていく



ホルモンを言い訳にしない！
原因は自分の中にある！
強くなれ！

と、思いたいけど

この際
ホルモンを言い訳にして
責任から逃れるのも
悪くない

「こんなに落ち込んでしまうのは
私が弱いからじゃない
ホルモンが悪戯しているんだ」

と、思うと
少し気が楽になる



そうして、こんなに落ち込んだ時
ちょっとなぐさめられるのは
次から次に現れる
芸能人や政治家の不倫ニュース



今まで血のにじむような努力で
コツコツと築き上げてきた経歴が
一瞬の気の緩みで崩れ去る
そして
そのスキャンダルが出る前の全て順調だった状態には
決して戻れない



しかも彼らは逃げられない
日本中の人に自分の過ちを知られ
いつまでもいつまでも責められ続ける

有名税にしてはちょっと過酷...



多くの場合
逃げてしまわないで
針のむしろの上で頑張り続けることを選ぶ

強いなあ～と思う

私だったら...と想像するのも怖い
一生立ち直れないくらい
精神がボロボロになってしまうと思う

死を選ぶか
社会の片隅に逃げて隠れてしまうかな？
と、思う

そうしないでまた
大勢の好奇の目の前に出て来るのは
すごい



でも、私自身も
１０代、２０代の頃の方が
もっともっと落ち込みやすかったし
嫌なこと言われたら
それを心の中で何度も何度も繰り返して
何度も何度も傷を自分で逆撫でして
ずっとずっと落ち込んだままでいたけれど

今は
少しは、長い人生経験を経て
自己肯定感を保てるようになってきているし
鈍感になってきていると思う



そして、長い経験から
「今はこんなに辛くて苦しくて
気持ちがボロボロに感じるけど
数日経ったら少しずつ軽くなってくる」
というのが分かる

だから、あと数日の我慢
と、思える



そう思うと少しは気が楽だ

こういう気持ちが楽になるテクニックは
長い間、いろんな経験をした中で
手に入れたもの



だから、長く生きていくこと
年を取ることも
良いことなんだ