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ひとりごとです

伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」

2021年10月09日 | 読書
伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」

初対面の人に「強盗に入って本を一冊盗むのを手伝って欲しい」と馬鹿げたお願いをされて、なぜ断固として拒否しないのか。

この物語のスタート部分からリアリティーが全くないから、どうも入っていけなかった。

他にも「なぜ…しない⁈」と、解せないエピソードが多かった。

と言いつつ最後まで読んだ。


 アメリカの小説の和訳版を読んでいるような会話に、独特のユーモアが漂っている。
若者の強がり、気取った生意気な言い回し。

怒りや恐怖や悲しみを遠くから観察しているようで、登場人物に寄り添ったり身につまされたりは出来なくてもどかしかった。
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