気になったのが、こちらの記事。
再犯の恐れか、差別か アスペルガー症候群被告への求刑越え
「懲役20年判決」への賛否
今回の判決や事件のことをどうこう言うつもりはありません。
ただ
アスペルガー症候群の人がみんな危険だとは
考えてほしくないなぁって思います。
詳しい症状や対応方法は、
こちら。
実は、私の身近なところにアスペルガー症候群と診断された人が
二人（オージーです）います。
対照的な二人。
一人は、研修先のスタッフさん。
週2日のみで、入力や会議の議事録作成などを担当しています。
人と接すると疲れるから、週2日しか働けず
家ではいつもコンピューター・ゲームをしているらしい。
実家暮らしで、職場へはお母さんの送り迎え付き。
ボスに言わせると、私たちは同レベルなんだそーな。
何が同レベルかというと、英語の理解力(^_^;)
彼は、言葉の裏を読むのが苦手なので、冗談が通じない。
私は、単語の意味を限定的に（大抵、一つの単語に付き一つ）しか知らないので
言葉遊びが通じない。
最初は、ほとんど話をしてくれなかった彼も
最近は少しずつ話してくれるようになり
この前は、私が知らなかった歌詞を教えてくれました。
もう一人は、ボランティアさん。
図書館の配架（返却された本を棚に戻す）作業が主な仕事で
アート教室などにもやってきます。
話し出すと止まらない。
相手の気持ちを読み取るのが苦手なのは、アスペルガーの症状なので
仕方が無いんだけど、急いでいる時はキツい(-_-;)
基本的に、私達が接している入居者達とほとんど変わらないので
ボランティアという肩書はあるものの、参加者と認識しています。
でも彼がすごいのは、一人暮らしをしていること!
近所に両親の家があって、たまに実家で食事をする以外は
自炊をしているらしい。
二人は全くタイプが違うし、きっとそれぞれに苦労はあるだろうけど
今は、ちゃんと自分の能力を活かせる場所にいます。
周りにいる人の理解や努力無しでは、今の彼らは無かったと思うし
日本でももっとアスペルガー症候群だけでなく
いろいろな発達障害の人が社会で受け入れられるようになればいいなと
個人的に思います。
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