防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
今回は、八王子市で発生した車上ねらいと特殊詐欺についてお伝えします。
八王子市における犯罪発生状況
八王子市で発生した犯罪被害として、以下の2件が報告されています。
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車上ねらい:
2月12日、東浅川町の駐車場で、バイクに置いてあったヘルメットが盗難されました。 -
特殊詐欺(オレオレ詐欺):
1月10日から2月4日にかけて、城山手二丁目で、息子をかたる者から「会社のカバンをなくした。会社に迷惑がかかる。お金が必要だ。」という電話があり、複数回にわたり、自宅に受け取りに来た者に現金を手渡した結果、870万円の被害が発生しました。
特殊詐欺の手口にご注意ください!
今回発生したオレオレ詐欺のように、犯人が親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取る犯罪は特殊詐欺と呼ばれ、非常に多く発生しています。
特殊詐欺には、以下のような様々な手口があります。
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オレオレ詐欺:息子や孫など親族を名乗り、急な出費を理由に現金を要求する。
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還付金詐欺:税金や保険料などの還付金があると偽り、ATMを操作させて犯人の口座に送金させる。
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架空請求詐欺:身に覚えのない料金を請求し、支払いを迫る。
悪質商法にご注意ください!
特殊詐欺とは別に、最近では、分電盤の点検費用に関する高額請求などの悪質商法も増加しています。
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分電盤の点検費用に関する高額請求:
業者が電話等で突然分電盤やブレーカーの点検を持ち掛けて訪問し、「すぐに交換しなければ漏電して火事になる」などと不安をあおり、その場で分電盤の交換を迫る手口です。
電力会社やその委託会社を名乗って突然点検・修理を持ち掛けたり、「分電盤交換は法律で定められている」「分電盤の漏電では火災保険が下りない」などと嘘の説明をしたりするのが特徴です。 -
市からの依頼を装った保険の案内:
「市からの依頼で保険の案内をしている」などとかたる業者も現れているようです。
これらの悪質商法は、言葉巧みに不安をあおり、契約を迫るのが特徴です。
防犯対策のアドバイス
これらの犯罪被害から、以下の防犯対策を心がけましょう。
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車上ねらい対策:
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駐車場に防犯カメラを設置する。
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人通りの多い場所に駐車する。
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車内に貴重品を置かない。
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ヘルメットはロックをかけるなどして盗難防止対策をする。
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特殊詐欺・悪質商法対策:
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電話でのお金の話は、一旦電話を切り、家族や警察に相談する。
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訪問してきた業者には、身分証の提示を求め、不審な点があれば対応しない。
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電力会社や市役所などを名乗る電話がかかってきても、個人情報を安易に伝えない。
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分電盤の点検等は、契約している事業者に直接連絡して確認する。
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契約を急がせるような業者は、特に注意する。
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その他:
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防犯意識を高め、周囲の状況に気を配る。
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不審な人物や状況を見かけたら、すぐに警察に通報する。
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まとめ
犯罪の手口は日々巧妙化しています。
「自分は大丈夫」と思わず、常に防犯意識を持ち、適切な対策を講じるようにしましょう。
防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯用品専門店です。
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