防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
今回は、自主防犯行動について解説していきます。
「自分は大丈夫」
そう思っていませんか?
犯罪者は、皆さんの隙を狙っています。
安全だと思っている自宅でも、犯罪に巻き込まれる可能性は十分にあります。
令和5年の住宅対象侵入窃盗の認知件数は1万7,469件であり、前年比で11.3%増加しています。侵入窃盗の発生場所別認知件数をみると、一戸建住宅が30.5%と最も多く、次いで共同住宅となっています。
警察庁 令和5年の犯罪情勢
住まいる防犯110番
実際に、侵入窃盗の手口も巧妙化しており、
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宅配業者を装って家に入り込み、金品を奪う
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合鍵を盗み、留守中に侵入する
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窓ガラスを割って侵入する
など、様々な手口で私たちの生活を脅かしています。
そこで今回は、在宅時・帰宅時・住宅のそれぞれにおける防犯対策と、日常生活で意識すべきことをお伝えします。
在宅時の防犯対策
在宅時でも、油断は禁物です。
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常に鍵をかける
家の中にいる時でも、玄関や窓の鍵は必ず閉めましょう。
特に、一人暮らしの女性や高齢者のいる家庭は、より注意が必要です。 -
訪問者には慎重に対応する
インターホン越しに相手を確認し、不審な点があればドアを開けないようにしましょう。
宅配業者を装った犯罪も増えているため、宅配ボックスの利用も有効です。
帰宅時の防犯対策
帰宅時は、周囲に注意を払いましょう。
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周囲を確認する
自宅周辺に不審な人物や車がないかを確認しましょう。
特に、夜間や人通りの少ない場所は注意が必要です。
住宅の防犯対策
自宅の防犯対策も重要です。
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整理整頓
家の周りに物を置かないようにしましょう。
物陰に隠れて侵入の機会を伺う犯罪者もいます。 -
防犯設備の設置
玄関ドアや窓に、補助錠などの防犯設備を取り付けましょう。
センサーライトや防犯カメラも有効です。 -
防犯性能の高い建物部品を選ぶ
窓ガラスやドアは、防犯性能の高いものを選びましょう。
割れにくいガラスや、こじ開けにくいドアなどがあります。 -
長期不在時の対策
旅行などで家を空ける場合は、隣近所に一声かけ、郵便物や新聞の配達を停止しておきましょう。
タイマーを使って、夜間に照明を点灯させるのも効果的です。
日常生活での心構え
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鍵の管理
合鍵は、信頼できる人にのみ預け、安易に貸し借りしないようにしましょう。
また、鍵を紛失した場合は、すぐに鍵交換を検討しましょう。 -
現金の保管
自宅に多額の現金を保管するのは避けましょう。
銀行などの金融機関を利用しましょう。 -
個人情報の保護
電話や訪問者に対して、安易に個人情報を教えないようにしましょう。
不審な電話や訪問者には、毅然とした態度で対応しましょう。 -
不審者を見かけたら通報
不審な人物や車を見かけたら、ためらわずに110番通報しましょう。
警察への通報は、地域の安全を守るための第一歩です。
まとめ
今回は、自主防犯行動について解説しました。
「自分の身は自分で守る」という意識を持ち、日頃から防犯対策を心がけましょう。
防犯対策は、決して難しいことではありません。
小さなことからコツコツと、安全な暮らしを築いていきましょう。
防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯用品専門店です。
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