<1>Road fallen angels～路上の堕天使達

１９９２・５月俺の路上初舞台は、名古屋の中心地「栄」久屋大通公園内のＴＶ塔下・・・その年の４月２５日は尾○豊の命日・・・４月２４日(Fri)は工場で１２時間の機械的作業の昼勤務を終え、角ちゃん(当時の相棒)と名古屋きっての繁華街、栄町プリンセス大通りに、借り物のシルビアQ'Sでリアタイヤを滑らしながら、ワイルドターキーを片手に・・いつものように繰り出した。カラオケで尾崎を歌い、俺はハメを外しながら馬鹿騒ぎした・・・そして明け方路上で半身をまだ冷たい雨に打たれながら眠った・・・その日の昼ＴＶで尾○の死を知った、全身を何かが突き抜けた気がした。それからまもなく1週間後位、俺はギターを持ち名古屋ＴＶ塔の下に立っていた、相棒と一緒に、電源は自販機から頂き、アンプ、マイク揃えられるものをそろえ唄った、コードがやっと押さえられるくらいの時だった、観衆は２～３０人いやもっといたな時期が時期だけに、明け方お巡りがくるまで歌った・・・それが今の俺の始まり・・・・
生きてっかな角ちゃん？まだ鼻の下に白い粉つけてラリッテんのかな？生きていればまた逢えるよな、そん時は一言いわせてもらうよ“アリガトウ角ちゃん”
<1>Road fallen angels～路上の堕天使達　次回へ続く