シカゴ産シングルを一枚。プロデュースにジャック・ダニエル、アレンジにフロイド・モリスとくれば、シカゴソウル好きの触手が動かないわけがない。そして出てくる音は、そうシカゴ・ソウル。しかも70年代前半のソウルミュージックを先駆けていたシカゴサウンドのそれ。そしてそこに愁いを帯びたヴォーカルとメロディー。ベルのボビー・リード的とは、決して誉めすぎではないくらい。