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DJクラシックとして名高い12インチ Sounds of N.Y.のCHAIN REACTION「ダンス・フリーク」、そのオリジナル・バージョンがこの78年のシングルのホット・アイス。いやカップリング曲の「サーチ・フォー・トゥモロウ」の方で知られているかな。イベントでプレイし続け7、8年になるが、自分で言うのも何だが結構な人気盤だと思う。特に「サーチ・フォー・トゥモロウ」は素晴らしく、超絶テクのミュージシャンによるバンドのグルーヴ、絡み合うヴォーカル陣の質の高さ、どこをとっても感嘆するのみだ。そして取り上げたこちらの面「ダンス・フリーク」、こちらも同様にミュージシャンもヴォーカル陣も質が高くやはり圧倒するグルーヴがある。ただし「サーチ~」と比べるとノリ重視の曲調が単調とはいえるが。
さて、先に触れたようにこの曲は CHAIN REACTION の12インチ・バージョンが良く知られている。そのバージョンと比べると、ヴォーカルやホーンやギター・リフなどのパーツだけとれば同じだが、リズムセクション特にベースは全く違う。12インチに合わせたというか曲を長尺にするためリミックスしたようだ。間違いなく言えるのは、バンドサウンドの良さ、後半盛り上がってピッチが上がるのを含めて、よりグルーヴしているのはホット・アイスのバージョンである。
それから蛇足ながらこのホット・アイスの「サーチ・フォー・トゥモロウ」は同じ BLUE WAVE レコードから001盤として CHAIN REACTION名義でもリリースされている。つまりホット・アイスは CHAIN REACTIONということ。ちなみにその盤はこの1、2年にロットで見つかったようだが、米国人業者の値が高すぎて入手は先送りにしているところ。それからその盤、カップリング曲は「セイ・イエー」という曲。抜群の演奏力ながら展開が乏しいのが残念な曲で、入手欲も減退気味に。(Sound of N.Y.のCHAIN REACTION「ダンス・フリーク」でのベースのパートはここから拝借か?)カップリング曲を考えるとあらためてホット・アイスの素晴らしさを認識してしまったりする。
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おまけ画像。
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