![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/52/c96a478130164a506782bbb4d4da2884.jpg)
76年のシカゴから。ディープソウル・ファンに人気の盤として昔から知られ、多くの盤が市場に流通していることで中古レコード店ではよく見かける盤であろう。では、また新たに70sソウルとして、クラブミュージックとしてのソウルとして評価してみたい。曲調は、軽いテンポにのってエモーション豊かに歌われるナンバー。とにかくこのシンガーの素晴らしさが際立つ。時に切なくさえ聴こえるこのヴォーカル・ワークは、なるほど古いソウル・ファンに支持されたのもうなづけるほどである。そこに合いの手を入れるように絡むホーンがあり、対照的に心地良いリズムが支える。派手なノリとかは無いけれど、正当なソウルの歌ものとしてのよさを十分堪能できるレコードとして推薦したい。