昨日の話に出たハーヴィ・スケールズ、そこから連想するのはマジック・タッチ・レコード、そして思わず掴んだのがこのレコードでした。このレーベルで今のディスコ的ならレイクショアドライブやらトリプレットツインズやら幾多もありますね。UKレアソウル・シーンで急な高騰の様を思い出す我らがクラシックのジェームス・モンローなんかもこのレーベルでした。ソウル虎の穴でもトーナードスとか何か変な名前のを取り上げた気がします。むかし熱心にこのレーベル集めました。いまだに聞いたことないものもあったりしますが、録音は高レベルのものばかりと言えますかね。黒人音楽の幅広い音楽性とミュージシャンの質、フォークロア的な意義、とにかくお薦めレーベルです。この画像のロニー・ラリー、このレーベルに2枚のシングルを残しています。ソロ・シンガーですが、こちらの盤はバックにオールマイティー・ソニックスを従えてのもの。オールマイティー・ソニックス、なんかカッコいい響きです。だからピックアップしたんですが、中身は、んっっっ歌いこんでます、オールマイティー・ソニックスがあまり目立ちません、残念。悪いレコードってわけではなくて、皆に薦めるほどでなく、つまりお薦めレーベルの万人には薦められないレコードということでした。