リロイ・ハトソンのファースト・アルバムからタイトル曲をシングルで。リロイ・ハトソンといえば、大学のルームメイトであったダニー・ハサウェイとの関係やワシントン時代、インプレッションズ時代、興味深い事も多々あるが、一般的には70年代半ばの「ラッキーフェロー」などの曲が評判のようだ。ただ楽曲として評価するならば、ビート感が希薄になっていく70年代半ば以降よりシカゴソウル・サウンドが健在だったファースト・アルバムがベストであり、とりわけタイトル曲が楽曲としても優れている。レーベルのカートムも良い時代だったし、パーカショナブルなシカゴ・サウンドの面やホーン・アレンジの素晴らしさも特筆すべきだろう。
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