オハイオ州クリーヴランド出身グループの、70年に出したシングル。数年前、突然のＣＤリリースには驚かされたのものだし、それだけ昔からコレクターには人気の高いグループとして知られる。グループの詳しいバイオに関しては自身のＨＰを参照してもらうとして、取り上げた盤について触れてみよう。シングルはたしか全６枚を出していたはずで、そのうちこの盤は２枚目?のリリースになる。内容は、ファルセット・リードに分厚いコーラスそして途中語りも入るグループ・ファンが好きそうなヴォーカル・スタイルの曲。そしてサウンドは、グルーヴ感いっぱいのミッドテンポ。60年代後半から70年代前半のクリーヴランド特有のサウンドで、エレメンツやボビー・デュークスに顕著な音といえば分かりやすいか。とにかくサウンド面でも文句なく素晴らしい。正にオハイオ・ソウル・グルーヴの代表作。
