Soul 虎の穴

tim murray



 リイシュー盤(ブート?)も出回っているティム・マレイのシングルの、そのオリジナル盤を。制作はティム本人とメルヴィン・デイヴィスによるもの。そしてこの盤は、この二人で81年に立ち上げたレーベルから出されている。むかしメルヴィンにインタヴューした時に、このあたりのことを答えてもらって嬉しかった思い出が。「SOUL虎の穴」も読んでね。
 さて内容はといえば、サウンド的にはあのメルヴィン・デイヴィスの「ダブル・オア・ナッシング」を踏襲するサウンドに、ティム・マレイのペーソス溢れる細かいビブラートがナチュラルに入るヴォーカルが重なり合う、胸に迫るミッドテンポ。80年代デトロイトソウルの秀作でしょう。蛇足ながらオリジナル盤のほうが圧倒的に音がいいので薦めておきます。

コメント一覧

soulhonpo
themさん、原盤との音の違いが顕著なのがこの盤ですよね。再発で聴ければいいという人も多いでしょうし、否定する気もないですが、やはりより良い音を求めると原盤になってしまいます。しかし、最近のDJが再発盤をかけるのも分からないでもないですが、平気でブートをかけるのはねェ…音源をアセテートに切ってかけるDJって…おっといかんいかん、イベント名と有名ファンクDJとやらの名前を出すとこでした。
them
 お、ついに出したな珠玉の一曲。不肖ながらぼくも原盤に買い直してから奥に秘められた魅力に気づいたくちどす。聴くたんびに溢れそうになる涙をググッと堪えるのがやっとの感激チューンだす
 かのスローお兄さんでさえ、以前ぼく達のショウでプレイした時(再発赤盤でしたが)に「アースの宇宙のファンタシー似てるようで全然似てないんだよな」といまいちビシッ形容し切れなかった逸品
 CD対レコードのような音の存在感の違いは、レコード間の原盤対再発盤の中にも確実に存在するだす
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事