図書館の夕域

一日一萌で日々を豊かに。
ときめきはそこいらで待っている

樹木の陰

2006年03月06日 | ことのは
つむった目の裏に隠した
二人の記憶を
あの樹の下に埋めておく

最初から君は言っていた
約束は苦手だと
それが僕達の出逢いだった

望むものはない
何も待たないから
君さえも

憶えている
ただ憶えている 樹木の陰で