スタッフの中村です。
今期の創作塾は夏から秋にかけ開催中でございます。
今期が終わる頃には秋の気配もやってきて、嗚呼、もうすぐ年末だなぁと1年が過ぎる早さを実感したりします。
今年も半分が過ぎましたが、創作塾にご参加の皆さん、納得のいく作品を書けた1年にしていただきたいですね。
1年も半分過ぎましたが、52期も半分が過ぎました。
合評では、それぞれの感想や意見など先生交えて交わすのですが、もちろん書き手の悩みの話もたくさん出てきます。
例えば視点人物、一人称、三人称、などのお話。
一読者である僕は、世に出た小説をすらすら読んでいる訳ですが、書き手はそこまでに読者が読み進めやすくなるように考えて工夫して書いていて、どう表現すれば伝わるかということを意識しながら執筆しているもののどう書いたらもっと良くなるか、もっと伝わるかといった悩みもありました。
「例えば私ならこう書いています」といった先生の話も聞けて、参考になったのかなと感じる場面も多々あります。
先生はもちろん「これが正解ではないけど、私なら」という文脈でお話されていますが、でもそこで立ち止まっている塾生さんは大変参考になるだろうし、こういった細かなところも聞けたりするのは創作塾の良いところだと思います。
そうすれば面白く良い作品が書けるか、なんて正解はないのでしょうが、一つの指針があるのとないのとでは全く違いますよね。
先生が以前からおっしゃられている「文章は削れば良くなる」というお話一つでも、この言葉が頭にあるのとないのとでは、作品の仕上がりも違うでしょうね。
このブログももっと削ることあるんでしょうが、削ると本文がほとんどなくなっちゃうのでご了承ください(笑)
参加されている塾生さんは、せっかくの機会ですから、後悔がないよう色々と質問して書いて、書き直してを繰り返し良き作品を生みだしてくださいね。
8月はたくさんの創作塾関連の出版のお知らせがございます。
皆さん手にとってみてください!
有栖川先生の最新刊!「日本扇の謎」
【8/7発売】
— 講談社 文芸第三出版部 (@kodansha_novels) July 26, 2024
〈#国名シリーズ〉30周年を記念し#有栖川有栖 さん最新刊『#日本扇の謎』は
[通常版]講談社ノベルス(1540円税込)
[愛蔵版]単行本(3850円税込)
2種類を発売します✨
待望の書影を大公開いたします!
装画は2作とも藤田新策さん、装丁は坂野公一さん。
愛蔵版は金箔仕様です✨ pic.twitter.com/wQJadUfC2k
夕木春央さんの「方舟」が文庫化されました!
夕木春央さんの『方舟』(講談社文庫)、8月9日発売です。
— 有栖川有栖 創作塾 (@sousakunet) July 20, 2024
もう文庫化か、と早く感じます。
単行本と同じデザインの表紙。
(有栖川) pic.twitter.com/jCR8dwf4kY
創作塾OB「愁堂れな」さんの新刊!
塾に参加されていた時に提出していた作品だそうです!
創作塾にご参加いただいていた愁堂れなさんの新刊。
— 有栖川有栖 創作塾 (@sousakunet) August 17, 2024
『軽井沢探偵譚 平成元年連続殺人事件』(集英社オレンジ文庫)、いよいよ発売です。
20日発売だそうですが、早いところではもう店頭に並んでいるようですね。
(有栖川) pic.twitter.com/VNhcXp0rTG
山口未桜さんのデビュー作「禁忌の子」10月10日発売だそうです!
第34回「鮎川哲也賞」受賞作です。書影だけでもワクワクしますね。
我が家にも「禁忌の子」のプルーフが届きました!
— 山口未桜 (@biliary_egg) August 8, 2024
ーー「俺たち」は誰なんだ。
救急医、武田の元に搬送されてきた自身と瓜二つの溺死体。旧友で医師の城崎と共に謎を追い始めたが、鍵を握る人物も密室で死体となって発見され…。
現在公開されているあらすじで約1/3。… pic.twitter.com/UsJg6un6t3
第34回鮎川哲也賞受賞作。
— 有栖川有栖 創作塾 (@sousakunet) August 3, 2024
山口未桜さんの『禁忌の子』のプルーフが届きました。
10月10日、刊行予定だそうです。
仕事を片付けて早く読みたい。
(有栖川) pic.twitter.com/G0arDZLo8W