有栖川有栖 創作塾

第52期3回目、4回目の講義&出版情報!

スタッフの中村です。

今期の創作塾は夏から秋にかけ開催中でございます。
今期が終わる頃には秋の気配もやってきて、嗚呼、もうすぐ年末だなぁと1年が過ぎる早さを実感したりします。

今年も半分が過ぎましたが、創作塾にご参加の皆さん、納得のいく作品を書けた1年にしていただきたいですね。

1年も半分過ぎましたが、52期も半分が過ぎました。

合評では、それぞれの感想や意見など先生交えて交わすのですが、もちろん書き手の悩みの話もたくさん出てきます。

例えば視点人物、一人称、三人称、などのお話。
一読者である僕は、世に出た小説をすらすら読んでいる訳ですが、書き手はそこまでに読者が読み進めやすくなるように考えて工夫して書いていて、どう表現すれば伝わるかということを意識しながら執筆しているもののどう書いたらもっと良くなるか、もっと伝わるかといった悩みもありました。

「例えば私ならこう書いています」といった先生の話も聞けて、参考になったのかなと感じる場面も多々あります。
先生はもちろん「これが正解ではないけど、私なら」という文脈でお話されていますが、でもそこで立ち止まっている塾生さんは大変参考になるだろうし、こういった細かなところも聞けたりするのは創作塾の良いところだと思います。

そうすれば面白く良い作品が書けるか、なんて正解はないのでしょうが、一つの指針があるのとないのとでは全く違いますよね。

先生が以前からおっしゃられている「文章は削れば良くなる」というお話一つでも、この言葉が頭にあるのとないのとでは、作品の仕上がりも違うでしょうね。

このブログももっと削ることあるんでしょうが、削ると本文がほとんどなくなっちゃうのでご了承ください(笑)

参加されている塾生さんは、せっかくの機会ですから、後悔がないよう色々と質問して書いて、書き直してを繰り返し良き作品を生みだしてくださいね。

 

8月はたくさんの創作塾関連の出版のお知らせがございます。
皆さん手にとってみてください!

 

有栖川先生の最新刊!「日本扇の謎」

 

夕木春央さんの「方舟」が文庫化されました!

 

創作塾OB「愁堂れな」さんの新刊!
塾に参加されていた時に提出していた作品だそうです!

 

山口未桜さんのデビュー作「禁忌の子」10月10日発売だそうです!
第34回「鮎川哲也賞」受賞作です。書影だけでもワクワクしますね。

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