愛犬ポコ

皆さん＾＾こんにちは♪

今日は我家の愛犬ポコの話をしたいと思います。

７年ほど前の或る日、３男が犬が欲しくなりペットショップを探し歩きました。

しかし、例のＣＭが全盛の頃で、血統書付きの犬は私の給料の一ヶ月分以上！

諦めかけて覗いたショップには、どう見ても雑種の犬達がゴロゴロ。

怪しいな～この店！すると中型の犬がブルブル震えながら、店主の虐待を受けてました。

太い棒で殴られ、かなり毎回らしく、悲鳴も出せず、犬ほんらいのワンワンと叫ぶ声も出ず。

何故か、私と３男は、その犬が可哀想で。

私も、職場でいろいろ有った時期でも有り、鳴くに鳴けず、殴られ続ける犬が自分の姿に

重なり・・・・「その犬下さい」と声をかけていました。

「ハイハイ、予防接種済みでフィラリアも大丈夫、２万円です」

信じられますか？これってボッタクリじゃないですか？バカバカしいでしょう？

その時、その犬と眼が合ったんです。人間を恐怖の対象と捉えている眼でした。

「俺も一生で何度かバカな事はするけど、今日は敢えて、分かっていながらバカをする。」

そう自分に言い聞かせ、その犬を虐待の現場から買い取りました。

これが、我家の愛犬ポコとの出会いでした。

「それじゃ、お客さん、住所と電話番号書いてね」

書きました！今までにないデタラメを(⌒▽⌒)アハッ！

それからが実は大変だったんです。

外界を知らず、毎日が棒で殴られ続けた犬ですから、初めての外界、人間、恐怖の世界。

建物の影に入りジッとする事が自分を守る唯一の手段と思っていたらしく、出てこない。

あちこちの皮膚と肉が腫れあがっていました。

長男が自ら世話係を買ってでました。餌を与え、震える頭を撫で、３ヶ月かかり、やっと

長男を信用し、家族は殴らないという事が分かり、さらに３ヶ月かかって散歩も自ら行くこと

を覚えました。

「ワン」と吠えることも、ようやくこの頃から！オシッコで片足上げるのも長男が教えました。

方法は・・・・？(⌒▽⌒)アハッ！

７年経った今でも、私達家族以外は信用出来ず、虐待の恐怖が蘇るのか、他人が来ると

隠れてしまいます。番犬にはなりません。

しかし、１つだけ教えられた事があります。

人間の驕りです。人間は自分より弱い者をバカにしたり、虐待したりする悪魔も宿してる。

動物に矢を放ったり、平気で殺したり、やがては人間の子供まで虐待で殺してしまう。

虐待を受けた動物も人間も、ボクみたいになっちゃうんだよ・・・・って。

今では、私は、あの時の２００００円が、人生の授業料だったと思っています。

口先ばかりのペットショップの親父が、実は、フィラリアも何も注射をしていなかったし。

私達が動物病院に連れて行った時にはフィラリアが・・・・・・・危険な状態でした。

毎回、予防注射には妻が運転で、私がポコを安心させる役！

軽トラックの荷台で、怖がるポコと一緒にブレイクダンスを踊っています＾＾

最近は水の中が、お気に入りのポコです。とっても元気で＾＾フィラリアも　いません♪

なくてはならない相棒です！