日々の出来事を綴っていきます。
精子提供ボランティア@南東北・仙台
https://peraichi.com/landing_pages/view/spdntohoku
2/1 2月がスタートです。やっと速度制限解除です。アハモなども気になりますがMVNOもお値段据え置きでデータ増量にならないかなと思うこの頃です。
2/2 先日、提供によって昨年産まれたお子さんと会う機会がありました。お父さんに抱っこされて仲睦まじい親子さんでした。実際会ったとしても私の気分としては親戚のおじさんのような心持ちでした。やはり父性は過ごす時間とともに芽生えていくものだと感じました。お子さんにはこれからもすくすく育っていってほしいです。
2/3 暦の上ではこれから春ですが、まだまだ朝夜は氷点下です。精液の持ち運びも注意が必要です。
2/4 ドナーが東大生限定の精子バンク、コダカラバンクが事業開始するようです。まだまだ世間に出すには幼すぎるホームページですが大丈夫なんでしょうか。シリンジ法を1周期に1回やれば妊娠できるみたいな書きっぷりで、そもそものシリンジ法や妊娠に関する知識やノウハウが足りてない感じもします。
2/5 今月は予定が合わずに提供見送りがすでに2件起きてしまいました。ここまで申し訳ない事態は初めてです。身の丈にあったキャパシティを維持するよう注意したいと思います。
2/6 タンポンのプラスチック部(アプリケーター)や性行時の潤滑ゼリーのような形状のシリンジ法キットmeetaを買ってみました。プレメントシリンジなどと異なりシリンジ本体を挿入するタイプです。広口な採取カップやシリンジ用スタンドなど各種工夫が見られる商品です。
2/7 ブログでドナー志望者の紹介をはじめました。血液型や地域など私では条件が合わない場合は参考にしてください。その他、ホームページに協力関係のドナーさんについてリンクを貼っています。
2/8 ドナー活動におけるシリンジ法は根気が必要です。依頼者の排卵日に合わせて毎月スケジュールを割かなくてはいけません。そしてみんながみんな2ヶ月や3ヶ月で成功するわけではありません。簡単に考えている人ほどストレスが積み重なっていきます。期間が長くなれば長くなるほどドナーとしての資質が問われるのです。間違っても、成功を急ぐ気持ちや報われない気持ちを発散するためにセクシャリティが対男性でない人やパートナーがいる女性に、次回からはタイミング法にしようなどとドナーから打診してはいけません。たちまち関係が崩壊します。
依頼者とドナーの関係悪化を予防するには
(1)シリンジ法の期限を予め決めておく
(2)ステップアップの選択肢を予め話し合っておく
(3)謝礼や日当などとしてドナーが提供により奪われる時間を補償する
など対策するといいと思います。
(1)(2)はシリンジ法しか現実的な選択肢がないとしても期限を設けておかないとドナーの負担が増すばかりです。自己流タイミング予測からクリニックでのタイミング療法に切り替えるとか、不妊症検査を行うとか、シリンジ法の中でも改善の余地はあります。また、予め決めた期限が来たら終わりということではなく継続することを契約更新してもいいです。大事なのはドナーとの契約を見直すタイミングを設けることです。
(3)について、お金というモチベーションがあれば長期間でも続けられる気持ちになりえます。「提供がなければもう少し稼げたけどこれで埋め合わせよう」とか「これでおいしいものでも食べよう」と思えるか思えないかで心境は違ってきます。無論、高額である必要はありません。拘束時間×1000円程度でいいのかなと思います。また、そもそもの交通宿泊費負担が大きい依頼者の場合は、さらに負担を求めるべきではないと思います。
2/9 今月の予定は一極集中で後半は暇かもしれません。
2/10 私への依頼者の方で、2年以上提供を継続している方もいます。地方という環境やそれぞれの事情があり、ステップアップの選択肢が誰にでもあるわけではありません。それでもめげずに前向きに取り組まれている姿には頭が下がります。
2/11 第三者提供で産まれた子供への真実告知は今後当然のこととなっていくと思いますが、両親と血液型を合わせるか気にする方は多いと感じます。(明日に続きます。)
2/12 昭和〜平成前半生まれの日本人は血液型の話題が大好きです。血液型別の説明書がベストセラーになったり、Yahoo!のトップでも血液型別の恋愛コラムが今でも載っています。A型=神経質、B型=変わり者、O型=大雑把、AB型=二重人格などのイメージがみなさん少なからずあるのではないでしょうか。血液型と性格に相関関係はないと統計でわかっているのに!令和の現在も血液型で人の性格が判断される日本の現状があります。(明日に続きます)
2/13 第三者提供により産まれたことをカミングアウトしていない相手との会話で、「きっちりしてるね!もしかしてA型?」などと、ふと血液型の話題になり、親子の血液型まで話題が広がったとき、もし親子でありえない組合せの血液型だった場合、血縁関係がないことを悟られる恐れがあります。親子で血縁関係がないことがまだまだ多様性として受け入れられていない世の中においては避けたいリスクかもしれません。(明日に続く)
2/14 親子の血縁関係の意図せぬカミングアウトやアウティングを防ぐため、ドナーと男性パートナーの血液型を合わせるかもしくは組合せが不自然でないようにするか、悩みどころかと思います。親の血液型を子供に教えないようにするとしても、後ろめたいこと、隠し事にするのも子供のアイデンティティー形成の支障になる可能性があります。しかし、個人間提供において、血液型が合うドナーを必須条件にするのは考えものだと思っています。提供においてドナーの健康と精子の質に次いで重要なのは距離と時間、すなわち提供受けたいタイミングで受けられるかだからです。血液型にこだわるあまり、片道2時間以上移動にかかるドナーだったり、仕事を休んだり早朝深夜に設定しないと予定を合わせられないドナーから提供を受け続けるのは大きな負担がかかってしまいます。期間が長くなれば長くなるほど心身ともに疲弊が増していきます。2年以上提供活動をして実感しているからこそ言えます。ドナーとの距離は近いに越したことはありません。血液型にこだわるとしてもどこまでこだわるのか、提供を受けるための条件を総合的に比較検討していただくことをおすすめします。
2/14-2 13日の地震がかなり大きかったですが、ケガもなく今のところライフラインや物資も問題ありません。
2/15 コロナ禍の中、地震に続いて大雨と強風でした。職場が地震の影響を受けた方も多いようです。もうこれ以上はご勘弁です。
2/16 月末から来月上旬の予定が入ってきました。早くも予定重複が起きています。難しいところですが、なんとかします。
2/17 地震の影響なのか、珍しく寝付きにくくなっています。
2/18 提供方法としてタイミング法(直接の性行為)を採用する以上、変態と思われても致し方ないと思っています。ただしこちらから提案することはありませんし、依頼者が選択するならば対応するまでです。実際に提供したわけではありませんが、タイミング法を希望された方の心境も少なからずお聞きします。人それぞれ事情があるのです。
2/19 パズルのピースを埋めていくように提供予定をはめ込んでいます。来月ぐらいまでは予定かぶりが続きそうです。今はキツキツのスケジュール2週間と何もない2週間のギャップが激しいです。
2/20 あるアメリカのバンクでは、同じドナーで産まれた子供たち:ドナーきょうだいでつながりを持てるそうです。実際に会ったりもするそうです。きょうだいと認識することで近親婚を避けられる効果もありそうです。
私は提供予定のカレンダーを共有してスケジュール調整をしているのですが、今後これをドナーきょうだいのコミュニティ代わりに使えるかもと思ってたりします。
2/21 問い合わせすら何もない期間の方が多いのですが、最近問い合わせと依頼が重なっています。
2/22 猫になりたい
2/23 テンガヘルスケアのシリンジ法キットSeed inは店頭販売もされているそうです。有楽町阪急メンズ館のTENGASTORETOKYOで購入できます。
2/24 ドナー探しで難航する方も多いそうです。子の一生に関わることですから妥協できないのも確かですが、妊活始める前からも大変です。高くても海外精子バンクを頼る気持ちがわかってきました。
2/25 提供で食べていければいいのになんて甘いことを考えています。
2/26 2月が早くも終盤ですが、しばらく忙しそうでーす。
2/27 ドナーとドニーの仲介型の精子バンクが今年2つほど設立されたのを確認しました。個人間提供でのドナーとドニーとの直接のやりとりには犯罪や感染症などのリスクがありますが、バンクがドナーを審査しドナーとドニーの間に入って精子の受け渡しを行う形は今後も増えてくるかもしれません。
2/28 生殖補助医療議連の動画をやっと見れました。精子バンククリオスへの問い合わせは約2年で400件、セクシャリティを明かした人に限っていうとその半数が独身女性だそうです。LGBTQAを含み、独身女性が妊娠するためには公的支援がないことを反映しているのかなと思いました。その他にも有益な情報があり勉強になりました。