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精子提供ボランティア@南東北

提供あるある

活動していると一種の傾向というかあるあるがわかってきます。
あくまで個人の見解ですので、参考程度に読んでいただければと思います。


(1)FTMは積極的、不妊男性は消極的
FTMの方はドナーとの連絡役や精液の受け取り役を積極的に行い、女性パートナーとドナーが極力会わないようにされる方が多いです。一方、無精子症などの男性不妊のカップルの場合、女性が直接連絡役や受け取りされる方が多いです。
なんでかなと考えると、提供に至る前提が違うからかなと分析しています。
FTM+女性カップルの場合、子供を産むには、最初から精子を提供してもらうしか方法がないのに対して、男性不妊の場合、当初自分に精子が当然あると思っていたところに無いという現実を突き付けられた挫折があります。提供に至るスタートラインがゼロとマイナスとの違いからこういった傾向が出てしまうのかなと思います。


(2)メールがドライな人、フェードアウトしがち
メールが短文や事務的な人はやりとりが続かなかったり提供したきり結果の連絡もなく音信不通になることが多い気がします。


(3)排卵日ずれがち
これが本当にずれるずれる!基礎体温も排卵検査薬も、もはや何を信じていいかわからなくなります。極力臨機応変に対応しているのですが、予定より前にずれてしまうと対応に限界があるので困りものです。


(4)名前書かされる場面ヒヤヒヤ
ネットカフェ、ホテル、カラオケなど受付で名前書かされる場面や名前読み上げられる場面が少なからずあります。私はドナー、依頼者双方を匿名でやっているので互いに書いてるところなどが見られないように気を遣っています。


(5)待ち合わせの時に限ってメール不具合でがち
メールが届かないとか送れないとか、大事な場面に限ってトラブルが起きることがあります。今まではその中でもなんとかなってきたのですが、今後のことも考えて代替の連絡方法を確保するようにしてます。


(6)ヤバいブツの取り引きと思われないかヒヤヒヤしがち
カップに採取して袋などに入れて街中で受け渡しするとき、周囲にヤバいブツの取り引きに思われるのでは、職質されたらどうしようとかヒヤヒヤします。何せ「体液」ですからね。どうすれば自然な受け渡しに見えるか工夫しています。




以上、今のところ思い付くのはこんな感じです。あくまで個人の感覚で、全部がそうではないです。レッテル貼りのつもりはないので気分を害されたとしたら申し訳ないです。
しかしこのあるあるに対策のヒントがあるように思います。これを読んだドナーの方や提供依頼者の方に何か得るものがあればなと思います。

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