精液を採取したカップを持ち運ぶ必要がある場合
精子が温度変化や光に当たることで
生存率が下がらないように対策を
しなければなりません。
人肌で温める
容器を保温バッグに入れるなどの
対策を取られることが多いと思いますが
人肌では温度が高すぎるとも言われますし
保温バッグでは隙間が大きすぎるように感じます。
しかし、そんな精液の持ち運びの悩みを解決しうる商品が発売されています。
その名も SEEDPOD です。
これは精液の運搬専用に作られた商品です。
専用の滅菌カップに精液を採取し
保温性の高い金属容器に入れて持ち運びます。
当初は医療機関向けに販売されておりましたが
2019年後半あたりから
一般向けにも販売されるようになりました。
価格も無理なく手が届く範囲です。
シリンジ法の場合はすぐに使えますし
病院への持ち込みの場合は、病院側と相談してSEEDPOD用の精液採取カップでの提出で大丈夫であれば使うことができます。
しかし、原理としては魔法瓶に近いはずなので
スープジャーでも代用が利く可能性があります。
実際、私も提供の際に
採取場所と受け渡し場所が離れている場合は
スープジャーに精液カップを入れて運搬することが多いです。
そのため、精液カップはスープジャーに入るサイズで用意することがほとんどです。
SEEDPODでもスープジャーでもいいので
精子の保温、遮光対策が取れるよう
準備することをオススメします。