デジブック 『蔵王山 紅葉の始まり』
宮城、山形両県にまたがる蔵王山(1841メートル)で、火山活動がやや活発な状況が続いているとして、
仙台管区気象台は9日、観光などで近づく場合は十分注意するよう呼び掛けた。
気象台によると9月30日以降、火山性地震や火山性微動が続いている。
山形大の8日の現地調査で、火口湖の水面に白く濁った部分が2カ所ほど確認されたが、
いずれも15分程度で消えた。原因は調査中だが、9日時点で水温に変化はない。
気象台は地震計や観測カメラによる監視体制を強化する。
蔵王山は活火山で、1940年を最後に噴火は確認されていない。
原因は分かっていませんが、蔵王山が噴火した1940年にも、地下からのガスや温水の影響で
水の色が変わる現象が起きています。