いっぽいっぽまたいっぽ

今年度45歳。15年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

復帰が決定。

2013-01-17 17:21:38 | 日記
MRI撮影するも、今回もやはり異常なしとのこと。
フラつきや左耳の自覚症状を主治医に言うも、
「脳外の医師としては、異常があるのを確認できないから
復帰可能と言わざるを得ません」とのことだった。

他にも、
「治るか治らないかは分かりません。」
「これ以上自宅療養を続けても、治るという訳ではありません。」
自覚症状については、「慣れてもらうしかないです。」

概ね、そんな感じでズバズバ告げる診察だった。


実は、その前に、耳鼻科を受診していたが、
聴覚検査では、これも前回の検査とほぼ変化なく、
高い音が聞こえにくいままだった。
「脳挫傷が原因で、内耳の神経がおかしくなっており、
今はその神経が繋がっているのだろう」とのこと。

また、「ずっと処方されてきた薬は、それに効くものなので、
さらに3ヶ月、真面目に飲んでください」とのことであった。
治りが非常に遅いと伝えると、
「死ぬかもしれない怪我だったのに、日常生活が送れる聴力があるのだから
助けられたと思って下さい」と半ば注意のように告げられた。


2人の医師の診察を受けたが、どちらも言い方がキツいと思ってしまった。
「脳挫傷を完治させる治療方法なんてないんだよ。
だから俺に泣きつかないでくれよ。」という心の声が聞こえた気がした。

後遺症が残るかもしれない、という不安を抱えた患者の気持ちを、
仮に医師が理解していたとしても、完治させてあげることができないから、
いろいろ相談されても困るのだろう。

それにしても、その対応か・・・?と疑問が残ってしまうが、
「先生」なら往々にしてそうなのかもな、と失礼ながら諦めるしかない。

逆に、医者がムキになって抗う姿を見せてくれたため、
休んでいても治らないし、治るか治らないかも分からないなら、
働きながら様子を見るしかないな、と割り切れた。

それに、医者の立場に立ってみれば、
一定の回復が見られ、これ以上はどうなるか分からないのだから、
あとは職場がこの患者をどこまで働かせるか考えてあげるしかない、
と思ってしまってもおかしくはない・・・。


このあと、脳外の主治医に復帰可能の診断書を書いてもらい、内勤に提出。
復帰決定の手続きをしてもらっている。
上司から、「体調に合わせた仕事をすればいい」と言ってもらえた。
仕事で返していけばいい、とも言われたが、
無理せず、やれる範囲でやっていくしかない。
それなりに真面目にやっていれば、きっと文句も言われない・・・
と、信じたい。
コメント
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