昨夜、彼女にカミングアウトしたこと。
大学時代にまだフラフラ宙ぶらりんだったころ、
高校時代に好きだった女の子数名が進学した先を、
「自分探しの旅」に混ぜ込んで行ったこと。
あくまで、周囲から聞いた「進学先」なので、
確証はなく、
「行ってみたら会えるかもしれない…」
「あのマンションに住んでいるかもしれない…」
「もしかしたら急にマンションから出てくるかもしれない…」
なんて想像を膨らませながら、旅をしていたこと。
笑う彼女が思わず言ったこと。
「もしそこで本当に会えたらどうしてたの?」
笑う私が思わず言ったこと。
「多分とっさに隠れたか、
会わないように物陰から見てたと思う…」
「…かもしれない、…かもしれないって面白いね(笑)」
と笑う彼女。
私自身、彼女にそれを話しながら、
「あぁ、そんな時期があったなぁ…」としみじみ振り返った。
自分でも、おかしな時期だったと思う。
でも、そういうおかしなことを経てないと、
きっと今の自分はない。
人が聞いて笑うくらいの失敗談とかがあって、
なおかつ自分自身も笑える過去となって、
初めて昇華される経験なのだと思う。
「かもしれない」人生。
昨夜、命名した私の人生。
さすがにもうこの歳で同じことはしないけれど、
感受性が強く、想像力が豊か過ぎる、
私の私たる証拠なのかな、と
振り返ることができた一夜でした。
大学時代にまだフラフラ宙ぶらりんだったころ、
高校時代に好きだった女の子数名が進学した先を、
「自分探しの旅」に混ぜ込んで行ったこと。
あくまで、周囲から聞いた「進学先」なので、
確証はなく、
「行ってみたら会えるかもしれない…」
「あのマンションに住んでいるかもしれない…」
「もしかしたら急にマンションから出てくるかもしれない…」
なんて想像を膨らませながら、旅をしていたこと。
笑う彼女が思わず言ったこと。
「もしそこで本当に会えたらどうしてたの?」
笑う私が思わず言ったこと。
「多分とっさに隠れたか、
会わないように物陰から見てたと思う…」
「…かもしれない、…かもしれないって面白いね(笑)」
と笑う彼女。
私自身、彼女にそれを話しながら、
「あぁ、そんな時期があったなぁ…」としみじみ振り返った。
自分でも、おかしな時期だったと思う。
でも、そういうおかしなことを経てないと、
きっと今の自分はない。
人が聞いて笑うくらいの失敗談とかがあって、
なおかつ自分自身も笑える過去となって、
初めて昇華される経験なのだと思う。
「かもしれない」人生。
昨夜、命名した私の人生。
さすがにもうこの歳で同じことはしないけれど、
感受性が強く、想像力が豊か過ぎる、
私の私たる証拠なのかな、と
振り返ることができた一夜でした。