夢は何ですか？

３月に彼女が出来た。
彼女も大人。当然結婚を考えている。

住むならどんな家か？
どの辺りの街に住むか？
交通の利便性や、街の雰囲気、
そんなことをふと考えてしまうようになった。

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仕事は、年度末でおそらく異動する可能性が高い。
おそらく島を離れて、本土に移るだろう。
そうなると、毎日本土の自宅での生活が再スタートする。

平日勤務。土日祝日休み。
背広にワイシャツ、スラックス、革靴の仕事…
環境がまたガラッと変わる。

本土なら、彼女とは会いやすくなる。
上手くいけば、年度内に結婚し、2人で生活できるかもしれない。

何かが変われば、いいとこ、悪いとこが出てくるのは必然。

慣れた環境なら、なおさらだ。

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総括するのは時期尚早だが、
この2年、いろいろな経験ができ、とても勉強になった。

得るものもあり、失うものもあったが、
プラマイ０かというと、そうならない。

結果は「プラス」。そう断言出来る。

それに、これから先は、ずっとそんな生き方をするのだろうな、と思う。

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島に生まれ育ち、
高校から本土に進学。以降本土でずっと暮らしてきた。

出遅れたが、30手前で地元自治体に就職。渡り鳥の組織に入った。

島も本土も、行政サービス提供エリア。
コロコロ変わる異動先で、
一生懸命働かねばならない。



受動的に働くのは嫌だ。
どうせなら、今のように能動的に働きたい。

ならば、何を目標にするのか？、が肝心
な命題になるだろう。

プライベートは1人で決めることではない。しかし、仕事に関しては私が決めること。

何を目標にして、ブレずにやっていくか？自分の将来をどう過ごしていくか？

そんな漠然過ぎる不安が、今は目の前にある。

７月。最後の夏を前に。

新年度に入って、もう3カ月が過ぎた。

月日が過ぎるのが、年を取る毎に早くなっているように思えてならない。

忙しい夏がもうすぐ来る。
夏の仕事の主担当は、既に後輩に引き継いでいる。

去年、一昨年は私が主担当だった。
がむしゃらにやったつもり。

今年は後輩に引き継ぐ1年だ。

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人事異動で、今の配属先にいられるのも今年度が最後となる可能性が非常に高い。

最後の１年…。

どうせ年度末には去ってしまうのだと思うと、ちょっとした虚しさを感じてしまう。

一昨年も去年も異動の可能性がなかったから、「来年のために」という気持ちでがむしゃらにやれた。

しかし、いくら後に引き継ぐことが重要な仕事だとしても、やはり消化試合のように思えてしまう部分も否めない。

最後の年って、思ってたより複雑な心境だ。

まあそれだけ今の配属先が自分に合っていたということなのかもしれない…