2018.12.27 愛に包まれた子

赤ん坊、子どもというものが、
こんなにも愛に包まれて生きているのかとビックリするくらいに、
親として毎日を過ごす。

娘の周りには、今は愛情しかない。

それがいつまでなのか、そんなことを考えるのは野暮なのだろう。

愛情を受けるだけの時期は、新たな命の特権なのだから。

いや、生きようと必死な命の本能に、
もしかしたら私たちは本能的に圧倒されているのかもしれないし、

人生を折り返した世代からは、
新たな命に、何かを託そうという気になってしまうからなのかもしれない。

いずれにせよ、新たな命は無条件に幸せを与え、
それに思わず返したくなってしまう。

生きる意味や希望を与えてくれているのかもしれない。

自然なもの、無条件なものを目の前にした時、
私たちは動物の一つなんだと気付かされる。

最近は、とかく感情よりも理性を大切にしがちだが、
感情に逆らえないものも確かにあって、
それを受け止められるかが、
もしかしたら生きていくうえで大事なことなのかもしれないなと思う。

まだまだ、未知なるものばかり。
それを楽しみながら生きていきたい。

親を満喫しながら、
子を育てる楽しみに浸りながら。