続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ハウ」(2022/東映)

《「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」の犬童一心監督がメガホンをとり、人と保護犬の絆を描いたドラマ。犬との絆を育む主人公を、田中圭が演じた。原作・脚本は、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「余命1ヶ月の花嫁」などで知られる脚本家の斉藤ひろし。池田エライザ、野間口徹、渡辺真起子、石橋蓮司、宮本信子らが脇を固め、石田ゆり子がナレーションを担当する。》

犬の映画は悲しいものが多くて拷問になりそうなので警戒しながらの鑑賞だったけど、思っていたのと違っていい意味で裏切られたというか、悲しい部分もあるけど、ハウの存在が周囲の人間たちを癒しながら少しずつ変えてゆく様子に、観ているこちらも癒された。

ハウを演じたベックくんは本当は別のワンちゃんが演じる予定がコロナ禍で撮影が延びているうちに、大型犬としては高齢になったので、当時はまだ子犬だったベックくんになったんだとか、この映画のために生まれてきたみたいな見事なワン技?に拍手!

保護犬であるハウを飼うことになる主人公民夫を演じた田中圭くんや同僚の池田エライザちゃんなどキャスティングもよかった、福島の帰還困難区域出身の女子中学生を演じた長澤樹ちゃんも大収穫、ナレーションの石田ゆり子さんの声も心地よかった。

☆あらすじ☆
市役所職員の赤西民夫は、上司からの勧めにより飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を飼うことになる。民夫は人懐っこいこの犬をハウと名付け、民夫とハウは次第に絆を深めていく。そんなある日、突然ハウが姿を消す。必死にハウを捜す民夫だったが、ハウは遠く離れた青森の地にいた。偶然のアクシデントが重なり、青森まで運ばれてしまったハウは、大好きな民夫の声を追い求め、そこから民夫の待つ横浜まで798キロの道のりを目指す。
※映画.comより

キャスト
田中圭
池田エライザ
野間口徹
渡辺真起子
モトーラ世理奈
深川麻衣
長澤樹
田中要次
利重剛
伊勢志摩
市川実和子
田畑智子
石橋蓮司
宮本信子

監督
犬童一心

118分

G

T・ジョイPRINCE品川7 16:00〜観客10人程/124席





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