これはトリュフォー監督の作品の中でも大好きな作品で、昔は名画座で何度か観ていたはずなのに殆ど忘れていて我ながら呆れてしまったけど、もっともっと面白かったような気もして、どこがどう好きだったのか今みたいにブログに残せていたら読めたのに、とか思いながらも、いま観てもとにかくベルナデット・ラフォンのパワフルな魅力全開、トリュフォー監督の女性讃歌を絵に描いたような作品だった!
トリュフォー監督の実質的なデビュー作である、1960年8月公開の同じくベルナデット・ラフォンがヒロインを演じた「あこがれ」(1957)も18分と短いながら瑞々しい魅力で、こちらの方も同時上映で観ることができてよかった。
☆あらすじ☆
社会学者スタニスラスは女性犯罪者の心理についての論文を執筆するため、殺人罪で服役中の女囚カミーユに取材することに。カミーユからその波乱万丈な半生について話を聞くうちに彼女にひかれていったスタニスラスは、カミーユの無実を証明するべく奔走するが……。
※映画.comより
キャスト
ベルナデット・ラフォン
クロード・ブラッスール
シャルル・デネ
ギイ・マルシャン
フィリップ・レオタール
ジルベルト・ジェニア
ガストン・ウブラール
アンドレ・デュソリエ
アンヌ・クレイス
監督
フランソワ・トリュフォー
原題 Une belle fille comme moi
98分
G
角川シネマ有楽町18:00〜観客20人程/237席
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