続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「私のように美しい娘」(1971仏KADOKAWA)

《フランスを代表する名匠フランソワ・トリュフォーがアメリカ人作家ヘンリー・ファレルの小説を原作に、男性社会に対する風刺的なまなざしを交えながら軽やかなタッチで描いた犯罪喜劇。男たちを手玉に取って生き抜いていく陽気で強かなヒロインを、トリュフォーの初期短編「あこがれ」のベルナデット・ラフォンが魅力たっぷりに演じる。》

これはトリュフォー監督の作品の中でも大好きな作品で、昔は名画座で何度か観ていたはずなのに殆ど忘れていて我ながら呆れてしまったけど、もっともっと面白かったような気もして、どこがどう好きだったのか今みたいにブログに残せていたら読めたのに、とか思いながらも、いま観てもとにかくベルナデット・ラフォンのパワフルな魅力全開、トリュフォー監督の女性讃歌を絵に描いたような作品だった!

トリュフォー監督の実質的なデビュー作である、1960年8月公開の同じくベルナデット・ラフォンがヒロインを演じた「あこがれ」(1957)も18分と短いながら瑞々しい魅力で、こちらの方も同時上映で観ることができてよかった。

☆あらすじ☆
社会学者スタニスラスは女性犯罪者の心理についての論文を執筆するため、殺人罪で服役中の女囚カミーユに取材することに。カミーユからその波乱万丈な半生について話を聞くうちに彼女にひかれていったスタニスラスは、カミーユの無実を証明するべく奔走するが……。
※映画.comより

キャスト
ベルナデット・ラフォン
クロード・ブラッスール
シャルル・デネ
ギイ・マルシャン
フィリップ・レオタール
ジルベルト・ジェニア
ガストン・ウブラール
アンドレ・デュソリエ
アンヌ・クレイス

監督
フランソワ・トリュフォー 

原題  Une belle fille comme moi

98分

G

角川シネマ有楽町18:00〜観客20人程/237席




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