「ふしぎな岬の物語」(2014/東映)

“千葉県に実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』を映画化。里の岬に立つ小さなカフェを舞台に、そこに集う人々の温かくも切ない人間模様が描かれる。主演のみならず初の企画に挑戦した吉永小百合がカフェ店主に扮し、阿部寛、竹内結子、笹野高史ら実力派俳優が脇を固める。メガホンを執るのは『八日目の蝉』の成島出”

最後の方で大事なことを詰め込み過ぎたような気もしたというか、主人公悦子を慕うお騒がせな浩司の秘密が明かされるところは台詞でなく映像で観たかったけど、支えているはずが、実は支えられていたという思いが幾重にも重なって、主人公の気づきがこちらにも突き刺さって切なかった。

浩司役の阿部寛さんがテルマエな肉体美をこちらでも披露、リングでの乱闘場面も大収穫、キャラ立ち過ぎ(笑)

ストーリー
太陽と海に抱かれて、どこか懐かしさが漂う岬村。そこに佇む“岬カフェ“の店主・柏木悦子が丁寧に抽出するコーヒーは、カフェに集う人々を元気づける。度々問題を起こす甥の浩司も悦子に優しく見守られていた。そんな悦子に常連客のタニさんは想いを寄せる

監督
成島出

出演
吉永小百合
阿部寛
竹内結子
笑福亭鶴瓶
笹野高史
小池栄子
春風亭昇太
井浦新
吉幾三
杉田二郎
堀内孝雄
ばんばひろふみ
高山厳
因幡晃
片岡亀蔵
中原丈雄
石橋蓮司
米倉斉加年

117分

品川プリンスシネマ7 18:49～観客20人程/96席