続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ぼっちゃん」(2012/アパッチ)

“『まほろ駅前多田便利軒』や『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の大森立嗣監督が、2008年に発生した秋葉原無差別殺傷事件の犯人をモチーフに描く問題作で、孤独を内に抱える派遣労働者の青年が、厳しい社会環境の中で居場所を失い、追い詰められていく様を描いて、ひとりの青年の姿から、現代日本の社会の様々な問題を炙りだそうとする作品”


これは、秋葉原無差別殺傷事件の犯人をモチーフにした作品なので、観る前から重い気分だったけど、意外に受け入れられたのは、“星に一番近い町”という長野県の佐久市がロケ地だったからかも。

まだ記憶に新しい事件なので映画化には賛否両論があると思うけど、是非を問う云々ではなく、あくまでも着想を得たフィクションとして色々と考えさせられる作品だった。

ストーリー
派遣労働者の梶知之は日々、携帯サイトの掲示板に孤独の叫びを書き込んでいた。ある日、梶は派遣先の工場で、期間工の田中さとしと出会う。彼も梶と同じ孤独を抱え、さらに突然眠りにつくという奇病をもっていた。ふたりはいつしか友達になり交流を深めるが……。


監督
大森立嗣

出演
水澤紳吾
宇野祥平
淵上泰史

130分

キネカ大森1 18:45~観客10人程/134席




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