続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「違国日記」(2024/東京テアトル =ショウゲート)

《コミック誌「FEEL YOUNG」で2017年から2023年まで連載されたヤマシタトモコの同名漫画を映画化し、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。新垣結衣が槙生役、オーディションで抜てきされた新人・早瀬憩が朝役でダブル主演を務め、槙生の友人・醍醐を夏帆、元恋人・笠町を瀬戸康史、朝の親友・楢󠄀えみりを小宮山莉渚がそれぞれ演じる。監督・脚本は「PARKS パークス」「ジオラマボーイ・パノラマガール」の瀬田なつき。》

これは思っていたのといい意味で違っていたというか、引きこもりがちな小説家である叔母と人懐こい姪が少しずつ距離を縮めて行く様子から目が離せなくて、意外に明るい語り口で“ わかり合えなくても、寄り添える”叔母と姪の関係が丁寧に描かれていて気持ちいい作品だった、内容的に比較するのは違うかもけど、“あなたのためを思って”よかれと画策する先生とか、「52ヘルツのクジラたち」観た時に感じた、真に傷つけるのは無理解ではなく、誤った共感なのだということが今回も伝わってきて、色々考えさせられた。

叔母と姪を演じた新垣結衣さん、早瀬憩ちゃんも好演、TVドラマ「くるり〜誰が私と恋をした?〜」でも好青年を演じていた瀬戸康史くんが出ていたのも嬉しかった、散らかった部屋やものでいっぱいの使えなど、部屋の作り込みが凝っていたのも高ポイント!

ずっと気になりながら今頃の鑑賞になったけど今日で終了なので観逃さないでよかった。

☆あらすじ☆
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく。
※映画.comより

キャスト
新垣結衣
早瀬憩
夏帆
小宮山莉渚
中村優子
伊礼姫奈
滝澤エリカ
染谷将太
銀粉蝶
瀬戸康史

監督
瀬田なつき

139分

G

T・ジョイPRINCE品川3 20:10〜観客15人程/210席









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