続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ショウタイムセブン」(2025/松竹=アスミック・エース)

《阿部寛が主演を務め、テレビの生放送中に爆弾犯との命がけの交渉に挑むキャスターの姿をリアルタイム進行で描くサスペンス。2013年製作の韓国映画「テロ,ライブ」を原作に、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の渡辺一貴が監督を務め、オリジナル展開を盛り込みながら緊張感たっぷりに活写する。「ショウタイム7」の現役キャスター・安積を竜星涼、新人アナウンサー・結城を生見愛瑠、折本の過去の盟友である記者・伊東を井川遥、視聴率第一主義のプロデューサー・東海林を吉田鋼太郎が演じる。》

元になった韓国映画の「テロ,ライブ」は2014年の10月に観ているけど、ほとんどの場面が主人公がいる放送局のスタジオなのに、単調になるどころか、ドキドキハラハラの連続!だったのに比べて、こちらの方は、やはり同じようにほとんど放送局のスタジオから動かないけど、単調というか奥行きがなくて、最初のうちこそなんとか楽しめたけど、真犯人が現れてセリフで展開の後半に脱力してしまった(^^;

元の作品と比べるのは野暮と思うけど、久しぶりの阿部寛さんだし、元の作品も面白かったし、色々な意味で期待しすぎたのかも、最後の方に出てきた街中の様子やお茶の間の反応などをもっと早くから入れておけばもう少し広がりやふくらみが出たような気もして、ただただ怒鳴ってばかりの吉田鋼太郎さんの使い方ももったいなかったというか、竜星涼くんや生見愛瑠さんは嫌いではないけどニュースキャスターやアナウンサーには見えなかったのも残念だった(^^;

最初は上から目線で犯人をあしらっていた主人公のアナウンサーが次第に犯人の目線で考えるようになる過程も無理がなくて、犯人逮捕か視聴率優先か、社会派のテーマも交えながらの、韓国映画お得意の葛藤ドラマになっていた「テロ、ライブ」の面白さを再認識、調べたらNetflixで配信しているので気になる方もぜひぜひ!

☆あらすじ☆
午後7時、ラジオ局に1本の電話が入り、その直後に発電所で爆破事件が起こる。電話をかけてきた謎の男は交渉人として、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元キャスター・折本眞之輔を指名。これを番組復帰のチャンスと考えた折本は生放送中の「ショウタイム7」に乗り込み、自らキャスターを務めて犯人との生中継を強行する。しかしそのスタジオにも、すでにどこかに爆弾が設置されていた。自身のすべての発言が生死を分ける極限状態に追い込まれた折本の姿は、リアルタイムで国民に拡散されていく。
※映画.comより

キャスト
阿部寛
竜星涼
生見愛瑠
前原瑞樹
平原テツ
内山昂輝
安藤玉恵
平田満
井川遥
錦戸亮
吉田鋼太郎
西脇綾香
(Perfume)
樫野有香
(Perfume)
大本彩乃
(Perfume)

監督
渡辺一貴

98分

G

T・ジョイPRINCE品川2 17:10〜観客20人程/190席







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