続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ボレロ 永遠の旋律」(2024仏/ギャガ)

《フランスの作曲家ラベルによる不朽の名曲「ボレロ」の誕生秘話を描いた音楽映画。「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナがラベル役で主演を務め、ラベルの生涯にわたるミューズとなったミシアを「ベル・エポックでもう一度」のドリア・ティリエ、ダンサーのイダを「バルバラ セーヌの黒いバラ」のジャンヌ・バリバールが演じた。監督は「ココ・アヴァン・シャネル」「夜明けの祈り」のアンヌ・フォンテーヌ。ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「ボレロ」に加え、ヨーロッパを代表するピアニストの1人であるアレクサンドル・タローがラベルの名曲の数々を演奏した。》

ボレロといえば自分の中では「愛と哀しみのボレロ」でモーリス・ベジャールの振り付けで踊ったジョルジュ・ドンのバレエに尽きるので、まずは色々なスタイルで演奏されるオープニングに一気に引き込まれて血が騒いでしまった割には、本編の方は静かな展開だったけど、モーリス・ラヴェルがいかにしてあの繰り返しの名曲にたどり着いたのかという誕生秘話が描かれていて興味津々。

交流のあった女性たちが恋愛対象のようには思えないところや、生みの苦しみを味わった自らの傑作ボレロに振り回されて苦悩する姿なども描かれていて、演じたラファエル・ペルソナの影のある端正な横顔も印象的だった、20世紀前半の時代再現も見どころ!

高田馬場の美容室→外苑前でお墓参りからの久しぶりに恵比寿に行ってYEBISU GARDEN CINEMAでの鑑賞だったけど、このところほぼT・ジョイPRINCE品川と行ったり来たりだったのですごく新鮮な映画空間だったというか、映画の内容と映画館の雰囲気が合っていたのも得した気分だった!

 
☆あらすじ☆
1928年、パリ。スランプに苦しむモーリス・ラベルは、ダンサーのイダ・ルビンシュタインからバレエの音楽を依頼される。彼は失ったひらめきを追い求めるかのように自身の過去に思いを馳せながら、試行錯誤の日々を経てついに傑作「ボレロ」を完成させる。しかし自身のすべてを注ぎ込んで作り上げたこの曲に、彼の人生は侵食されていく。
※映画.comより

キャスト
ラファエル・ペルソナ
ドリア・ティリエ
ジャンヌ・バリバール
エマニュエル・ドゥボス
バンサン・ペレーズ
ソフィー・ギルマン
アンヌ・アルバロ
アレクサンドル・タロー
フランソワ・アリュ

監督
アンヌ・フォンテーヌ

原題 Bolero

121分

G

YEBISU GARDEN CINEMA1 18:25〜観客15人程/187席







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