タイトルからえちえちな話なのかと思ったら、“普通”の枠に当てはまらなくて自己肯定感に欠けるような生きづらい人たちが描かれていて、彼らにとって生き易い世界というのはどこにあるんだろう、そういう自分にとっても他の世界があるのでは、とか色々考えさせられる映画だった、
内容的にはフェチな話やYouTube活用の功罪、小児性愛など色々と盛り込み過ぎたような気もしたけど、セリフのひとつひとつが練られていて、稲垣吾郎さんをはじめ新垣結衣ちゃん、磯村勇斗くん、そして佐藤寛太くんそれぞれの的確な演技に引き込まれた、東野絢香さんの役が憑依したような繊細な演技も印象的、「ジャックフロスト」で本田響矢くんと共演した鈴木康介くんが出ていたのも嬉しかった。
☆あらすじ☆
横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返している。広島のショッピングモールで契約社員として働きながら実家で代わり映えのない日々を過ごす桐生夏月は、中学の時に転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。大学のダンスサークルに所属する諸橋大也は準ミスターに選ばれるほどの容姿だが、心を誰にも開かずにいる。学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画した神戸八重子は、大也のダンスサークルに出演を依頼する。
※映画.comより
キャスト
稲垣吾郎
新垣結衣
磯村勇斗
佐藤寛太
東野絢香
山田真歩
宇野祥平
渡辺大知
徳永えり
岩瀬亮
坂東希
山本浩司
鈴木康介
監督
岸善幸
134分
G
T・ジョイPRINCE品川3 18:10〜観客20人程/210席