続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「戦場のメリークリスマス 4K 修復版」(1983日本=英=ニュージーランド/アンプラグド)

?《大島渚監督による大ヒット作が4K修復版で登場。戦時中のジャワ島日本軍捕虜収容所を舞台に、陸軍大尉らとイギリス人捕虜との交流を戦争映画でありながら戦闘シーンが一切登場しない手法で描く。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也ら本業が俳優ではないキャスティングや、今なお愛され続けている坂本龍一のテーマ曲に注目。》

これは早く観たいと思いながら、先月の25日に出た緊急事態宣言で頼りのテアトル系も休館になったので、観ることができずモヤモヤしていたので、まずは久しぶりにヒューマントラストシネマ有楽町の再開で観ることができてそれだけでも感激というか、内容的にも大満足!

公開当時に観た時は坂本龍一さんとデヴィッド・ボウイのラヴシーンに舞い上がってそこだけしか印象になかったけど、改めて今観てみると戦争の愚かさや群集心理の怖さ、立場の逆転、崇拝や憧憬からの虐待など複雑な感情が美しい映像で描かれていて、そこにあの音楽が流れて絶えずゾクゾクしながら観てしまった。

そしてなんといってもキャスティングの妙!
坂本龍一さんやたけしさん、内田裕也さん、ジョニー大倉さんなど既成の人気俳優とはひと味違う味わいで、特にやっぱりデヴィッド・ボウイの魅力炸裂!
当初はロバート・レッドフォードがキャスティングされていたんだそうで断られて大正解だったかも。

4K修復版なのに2K上映というのが残念だったけど、それでも昔名画座で観た時に比べたら圧倒的に綺麗な映像だった。

あらすじ
1942年のジャワ島日本軍捕虜収容所。ヨノイ陸軍大尉はイギリス人捕虜・セリアズの美しさに心を奪われてしまう。一方、粗暴なハラ軍曹はクリスマスに酒の勢いでセリアズと同じ捕虜のロレンスを釈放してしまう。激怒したヨノイが捕虜全員の整列を命じるが……


123分

監督
大島渚

キャスト
坂本龍一
デヴィッド・ボウイ
ビートたけし
トム・コンティ
ジャック・トンプソン
内田裕也
ジョニー大倉
室田日出男
戸浦六宏
金田龍之介
三上寛
内藤剛志
本間優二
石倉民雄
飯島大介
アリステア・ブラウニング




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