「脳内ポイズンベリー」(2015/東宝)

“『失恋ショコラティエ』の水城せとなの同名コミックを映画化したもので、7つ年下の男性に恋をしたアラサー女子の葛藤を、脳内での《会議》を通して描くという奇想天外なラブ・コメディ。クールなイメージが強い真木よう子が、等身大のヒロインをコミカルに熱演。優柔不断な議長役の西島秀俊を始め《脳内会議》のメンバーを個性豊かなキャストが演じる”

これは面白かった！

最初は脳内会議がやかましいというか、現実離れした設定に思えたけど《ポジティブ》と《ネガティブ》との闘いに《衝動》が参入したりと、観ているうちに、なんだか自分の頭の中を覗いているような気になったりしてどんどん引き込まれてしまった。

アラサー女子を演じた真木よう子さんが可愛くて恋愛模様に胸きゅん、年下男子の早乙女を演じた古川雄輝くんの放っておけない繊細さも大収穫！

誰を好きかではなく、誰といる時の自分が好きかというメッセージにハッとさせられた、やっぱり、ありのままでいられるのが一番ということかも。

ストーリー
ケータイ小説家のいちこは以前、飲み会で出会って気になっていた年下男子の早乙女に再会する。パニックに陥ったいちこの脳内では男女5人のメンバーが会議を繰り広げ、結局、彼女は早乙女を食事に誘うことに。やがて、いちこは早乙女とベッドインするが……。

121分

監督
佐藤祐市

出演
真木よう子
西島秀俊
古川雄輝
成河
吉田羊
桜田ひより
神木隆之介
浅野和之

品川プリンスシネマ8 18:10～観客20人程/219席