実話ベースということで、知らないことが多かったので、冒頭のシーンがその先とどう繋がるのかわからなかったけど終わってみれば納得、日本人としては居心地の悪い部分もあったけど、最後のラストスパートは鳥肌もので、“祖国の記録”を取り戻すために奮闘するマラソンチームの話に胸が熱くなった。
良き上司に恵まれて成長する若者という“ミセン”的な役柄にぴったりなイム・シワンくんが今回はイ・ソンミンさんの代わりにハ・ジョンウさんを相手に若手選手役を好演、ペ・ソンウさんもいい味を出していてともすれば重くなりそうな話を明るくしていたのにも救われた。
エンディングの写真の使い方なども印象的、さすが「シュリ」のカン・ジェギュ監督!
☆あらすじ☆
1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の試練に立ち向かっていく。
※映画.comより
キャスト
ハ・ジョンウ
イム・シワン
ペ・ソンウ
キム・サンホ
パク・ウンビン
監督
カン・ジェギュ
原題または英題 Road to Boston
108分
G
YEBISU GARDEN CINEMA1 14:50〜観客10人程/187席
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