続・とりあえずの映画鑑賞メモ

私のちいさなピアニスト(2006韓国)

“孤独な少年と落ちこぼれ教師。二人が奏でる愛の奇跡!”

さてさて、月曜日は基本的に夜は観られないので早めに出ようと思いながらもなんだかんだと手間取り結局、16時くらいから始まり18時くらいに終わる映画ということで…って、いつもながらいい加減なチョイスですが、どちらにしても観たかったので久しぶりにシネカノン有楽町に行きました。

久しぶりといえば韓国映画も前より観る機会が減って、しかも少し前に観た「私たちの幸せな時間」がよくも悪くも微妙だったので今回も警戒してしまいましたが、韓国映画のいいとこ取りだったかも、ピアノ演奏も聞き応えがあって充実した映画の時間を貰いました。

「リトル・ダンサー」を観たことのある人なら思い出さずにはいられないラストからして邦題も悪くはないけど、オリジナルタイトルの英語表記が「For Horowitz」(ホロヴィッツに捧げる)だということを頭に入れて観ると、ピアノ教師と孤児との交流だけでに終わらない奥行きが感じられると思います。
これがデビュー作品となる、クォン・ヒョンジン監督によると“ファンタジックな要素が強い映画ですが、ピアノ音楽の部分に関してはリアリティを追求したくて、ピアノと演技のどちらかを択るかと言われたらピアノ…”とコメントしていたようにピアノ演奏が見事で、特にラストでは韓国クラシック界の貴公子と呼ばれているジュリアス=ジョンウォン・キムの弾くラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」に圧倒されました。
そして、それ以上に全編を貫いて流れる「トロイメライ」にじ~んと…あ、つい語りすぎてしまったかも、これから観る方の楽しみを奪ってしまったらごめんなさい(^^;

シネカノン有楽町16:00~観客30人程/253席

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