犬の映画というとだいたいが悲しい展開になるので下手なホラーより拷問覚悟で挑んだけど、やはりというか、もう~最初の場面から観るのが辛すぎなシーンが多くて、7日間の意味にも胸が痛んだけど、堺雅人さんのマイルドな持ち味に救われたというか、とにかく子犬たちの可愛いこと!
ひまわり役の“女優犬”イチの演技も素晴らしくて圧倒された、日本アカデミー主演女優賞は彼女に決まりだワン!(笑)
山下由美の「奇跡の母子犬」(PHP研究所刊)を原案の実話が基ということで、殺処分の現状をひとりでも多くの人間に知ってもらうためにも意義深い作品かも。
《ある日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容され、母犬のひまわりは子どもを守るため近寄る人すべてを激しく威嚇する。その姿を複雑な思いで見つめる保健所職員の神崎彰司は、なんとかしてひまわりの心を開かせ、里親を見つけようと奔走するが、なかなかうまくいかない。保健所に収容された犬は、飼い主が見つからなければ殺処分されることが決まっており、ひまわり親子にも刻一刻とその期限が迫っていた…》
品川→大森→品川戻り中。今日は月曜日ですが、旦那の野暮用がお休みになったので、大森で雑用済ませて、いったん帰ってから品川プリンスシネマで「ひまわりと子犬の7日間」を観るつもりが、時間が迫ってきたので、このまま品川プリンスで観てみます。犬の映画は殆ど拷問に近いので今からビクビク、悲しい映画じゃないといいんだけど。
山田洋次作品で助監督や脚本を担当してきた平松恵美子が初メガホンをとった。主演は堺雅人、ヒロインに中谷美紀。
◆CAST
堺雅人、中谷美紀、でんでん、若林正恭、吉行和子
品川プリンスシネマ10(プレミアム)17:55~観客10人程/96席