実在の主人公トヨさんの生き方やその詩にも感動したけど59歳から98歳までを演じた八千草薫さんのちょっとした仕草や表情にも涙が出て仕方なかった。
若い時を演じた檀れいさん、芦田愛菜ちゃんとの連携もよかった。
まだ若いのに明治、大正、昭和、平成の日本の激動の時代を手際よく描いた深川栄洋監督にも拍手。
母親の実家が米問屋でトヨさんの息子さんと同年代の旦那はドつぼだったみたいで映画が終わってからも思い出話が尽きなくてうるさいこと(笑)
武田鉄矢さんが目立ちすぎな気もしたけど奥さん役の伊藤蘭さんとの相性もバッチリ、妹さくらならぬ奥さんやお母さんに頭の上がらない“武田寅さん”的シリーズがあってもよさそう!
《夫に先立たれたトヨは一人で生活していたが、小説家を目指して就職もせずにふらふらしている一人息子の健一のことがいつも気がかりだった。嫁の静子は黙って健一を支え、トヨにも精いっぱい尽くしていた。ある日、緑内障の手術を受けて元気のないトヨに、いきなり健一が詩を書くように勧めるが…》
八千草薫が「蝶々夫人」(1955)以来58年ぶりに主演を務め、77~92歳までのトヨに扮するほか、幼少期を芦田愛菜が演じる。息子役で武田鉄矢が共演。「60歳のラブレター」「神様のカルテ」の深川栄洋監督がメガホンをとった。
◆CAST
八千草薫、武田鉄矢、伊藤蘭、檀れい、芦田愛菜
128分
品川プリンスシネマ2 17:50~観客15人程/190席
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