思っていたのと少し違っていたというか、てっきり岡田准一くん主演の「ヘルドッグス」みたいな設定と思ったら亀梨くんが弁護士役というのは意外だったけど、タイトルが出る前から三池崇史監督のエグさ全開!
からの、誰もがサイコパスに見える展開にハラハラドキドキ、これまでの亀梨くんの主演作品「俺俺」や「PとJK」や「事故物件 恐い間取り」に比べると一番よかったかも。
“普通なんだけど,ちょっとおかしいと思わせる佇まいを意識した”という染谷くんもいい意味で不気味、原作に出てくる何人かの刑事を合わせた人物像を演じたという菜々緒さんのシンプルだけどだからこそ怖いのではと思わせるところも印象的!
基本,エンドロールに歌は要らない派だけど、セカオワの歌が流れてほっとしたというか、作品のテーマとシンクロするような歌詞も良かった。
☆あらすじ☆
「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰を定めた。しかし二宮の本性は、犯人をも上回るほどの冷血非情なサイコパスだった。犯人はなぜ脳を奪い、なぜ二宮を標的にしたのか。事件の捜査が進められるなかで、警視庁の天才プロファイラー・戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外科医・杉谷、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持ら、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混迷していく。
※映画.comより
キャスト
亀梨和也
菜々緒
吉岡里帆
柚希礼音
みのすけ
堀部圭亮
渋川清彦
染谷将太
中村獅童
監督
三池崇史
118分
PG12
T・ジョイPRINCE品川3 18:30〜観客40人程/210席