続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ブルータリスト」(2024米・英=ハンガリー/パルコ)

《「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディが主演を務め、ホロコーストを生き延びてアメリカへ渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家の数奇な半生を描いたヒューマンドラマ。2024年・第81回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞し、第97回アカデミー賞でも作品賞ほか計10部門にノミネートされた。「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが妻エルジェーベト、「メメント」のガイ・ピアースが実業家ハリソンを演じた。「ポップスター」のブラディ・コーベット監督がメガホンをとった。》

これは早く観たいと思いながらも215分と長いので後回しにしているうちに明日で午後の回がなくなってしまうので観てみたけど、最初のうちは面白さがわからなくて焦りながらも、主人公の建築家が実業家に仕事を依頼されたあたりから俄然面白くなってひきこまれてしまった、主人公を演じたエイドリアン・ブロディ、実業家を演じたガイ・ピアースのニュアンスに富んだ演技も見どころ!

IMAXで上映の意味もわからなかったけど最後の方での数々の建築物の映像に納得、タイトルの元になる「ブルータリズム」というのは1950〜70年代にかけて世界中で流行した建築様式のことで、 打放しコンクリートやガラス等の素材をそのまま使った、粗野な印象の建築群を指すのだそうで後付けだけど「獣のような、荒々しい」という意味も納得、前半、後半の間に15分の休憩が入るというのも久しぶりで長丁場だったけど後半はあっという間で、観逃さなくてよかった、おしゃれなタイトルデザインも印象的!

ラースロー・トートという建築家はてっきり実在の人物と思ったら架空の人物だったのも驚き、伝記ものにしてはひと味違うと思ったらA24だったのにも納得、R15+だったけど'R20+でもよさそうなきわどい描写があるので観る人を選ぶかも?

☆あらすじ☆
ハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トートは第2次世界大戦下のホロコーストを生き延びるが、妻エルジェーベトや姪ジョーフィアと強制的に引き離されてしまう。家族と新しい生活を始めるためアメリカのペンシルベニアに移住した彼は、著名な実業家ハリソンと出会う。建築家ラースローのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築を依頼。しかし母国とは文化もルールも異なるアメリカでの設計作業には、多くの困難が立ちはだかる。
※映画.comより

キャスト
エイドリアン・ブロディ
ガイ・ピアース
フェリシティ・ジョーンズ
ジョー・アルウィン
ラフィー・キャシディ
ステイシー・マーティン
イザック・ド・バンコレ
アレッサンドロ・ニボラ

監督
ブラディ・コーベット

原題または英題 The Brutalist


215分

R15+

T・ジョイPRINCE品川11(IMAX)19:25〜観客30人程/300席







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