これは予告編からてっきり教育現場の今や子供のいじめ問題など社会派的な内容と思ったら、想像できないネタバレ厳禁な展開で驚いたというか、カンヌ映画祭脚本賞受賞も納得!
「怪物」とは誰のことだろうと思いながら観ているうちに、最初に思っていた印象と変わってしまって、思いがけない展開に胸が詰まってしまった、
ネタバレになるので当たり障りのないことしか言えないのがもどかしいけど、2人の少年を演じた黒川想矢くんと柊木陽太くんの自然なやりとりに、私の大好きな「テラビシアにかける橋」を思い出したのは秘密基地が出てきたからかも。
安藤サクラさんや永山瑛太くんなど大人組も充実、前半と後半で全く変わって見える校長役の田中裕子さんも印象的だった。
これが遺作になってしまった坂本龍一さんの音楽もこの作品の世界観に溶け込んで心地よかった、改めてご冥福をお祈りします。
☆あらすじ☆
大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きる。それはよくある子ども同士のケンカのように見えたが、当人たちの主張は食い違い、それが次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく。そしてある嵐の朝、子どもたちがこつ然と姿を消してしまう。
※映画.comより
キャスト
安藤サクラ
永山瑛太
黒川想矢
柊木陽太
高畑充希
角田晃広
中村獅童
田中裕子
監督
是枝裕和
125分
G
T・ジョイPRINCE品川6 16:00〜観客4割程/210席
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