歴史音痴で時代劇苦手な自分でも、というか、歴史音痴で時代劇苦手だからかえって楽しめたのかもだけど、キムタクも嫌いではないけど苦手意識があるのでそこもクリア、やはり彼ならではのオーラがあって、出だしから引き込まれた。
綾瀬はるかさんがまたお転婆でヤンチャな濃姫を演じて魅力的、勝ち気なんだけど可愛らしさも同居からの、体育会系な身体能力にも説得力があって惚れ惚れ!
あれ、どこかで見たことあるような顔と聞いたことのある声と思ったら斎藤工くん?
あんなに特殊メイクするなら誰でもいいのに、なんて思ったりしたのは置いといて、明智光秀役の宮沢氷魚くんも新鮮。
初日舞台挨拶中継付きの回での観賞だったけど、その時も綾瀬はるかさんが可愛くて仕方ないという表情だった中谷美紀さんが濃姫愛おしく思いながら見守る侍女を好演。
当時の暮らしぶりや南蛮の音楽、南蛮船など、ストーリーの本筋に関係なさそうなところにまで絵作りしてあるところも奥行きがあってさすが「るろうに剣心」の大友啓史監督、清洲城や安土城などのお城再現も見どころ、時々笑いも織り交ぜながらの、最初は反発し合う男女が 少しずつ距離を縮めていくラブストーリーとして、最後まで飽きずに観ることができた。
☆あらすじ☆
格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す。
※映画.comより
キャスト
木村拓哉
綾瀬はるか
宮沢氷魚
市川染五郎
和田正人
高橋努
浜田学
本田大輔
森田想
見上愛
増田修一朗
斎藤工
北大路欣也
本田博太郎
尾美としのり
池内万作
橋本じゅん
音尾琢真
伊藤英明
中谷美紀
武田幸三
レイニ
野中隆光
監督
大友啓史
168分
PG12
T・ジョイPRINCE品川6 19:00〜観客9割程/210席
