《19世紀イタリアで、カトリック教会が権力の強化のために7歳になる少年エドガルド・モルターラを両親のもとから連れ去り、世界で論争を巻き起こした史実をもとに描いたドラマ。監督・脚本は、「甘き人生」「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」「シチリアーノ 裏切りの美学」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ。教皇ピウス9世役はベロッキオ監督の「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」にも出演したパオロ・ピエロボン。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。》
「エドガルド・モルターラ誘拐事件」のことは知らなかったけど、権力強化のために7歳の少年を誘拐するなんて理不尽にも程があるというか、人を救うはずの宗教の闇が描かれていて下手なホラーより怖かったかも、1850年代イタリアを完全再現したというロケーションも見どころ!
約2000人の中から選ばれたという子役の少年は洗礼を受けたことも教会に足を踏み入れたこともなかったのだとか、これがデビューとは思えないくらい繊細な演技にも引き込まれた。
「エドガルド・モルターラ誘拐事件」のことは知らなかったけど、権力強化のために7歳の少年を誘拐するなんて理不尽にも程があるというか、人を救うはずの宗教の闇が描かれていて下手なホラーより怖かったかも、1850年代イタリアを完全再現したというロケーションも見どころ!
約2000人の中から選ばれたという子役の少年は洗礼を受けたことも教会に足を踏み入れたこともなかったのだとか、これがデビューとは思えないくらい繊細な演技にも引き込まれた。
この題材は当初スティーブン・スピルバーグ監督が興味を示していたので諦めていたところ、2019年にこのプロジェクトを正式に放棄したのでマルコ・ベロッキオ監督がこの事件の足跡を辿ることを決意したんだそうで、これはこれで貴重な作品だけどスピルバーグ監督が撮ったものも観て見たかったかも。
というか、マルコ・ベロッキオ監督作品ってあまり馴染みがないと思っていたけど、メモをとるようになってからだけでも2011年の2月にキネカ大森で観たにや「夜よ、こんにちは」と「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」の2本立てからの、2014年に同じくキネカ大森で観た「眠れる美女」、2017年に今はなくなってしまった有楽町スバル座で「甘き人生」そして2020年にはヒューマントラストシネマ有楽町で「シチリアーノ 裏切りの美学」とけっこう観ていて我ながらすぐに思い出せなくて呆れてるけど、どれもミニシアター系の劇場で観ていた作品なので、最近T・ジョイPRINCE品川もこういった作品を観ることができるようになったのは嬉しい!
☆あらすじ☆
1858年、ボローニャのユダヤ人街に暮らすモルターラ家に、時の教皇ピウス9世の命を受けた兵士たちが押し入り、何者かにカトリックの洗礼を受けたとされるモルターラ家の7歳になる息子エドガルドを連れ去ってしまう。教会の法に則れば、洗礼を受けたエドガルドをキリスト教徒でない両親が育てることはできないからだ。息子を取り戻そうとする奮闘する両親は、世論や国際的なユダヤ人社会の支えも得るが、教会とローマ教皇は揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に決して応じようとはせず……。
※映画.comより
キャスト
エネア・サラ
レオナルド・マルテーゼ
パオロ・ピエロボン
ファウスト・ルッソ・アレシ
バルバラ・ロンキ
アンドレア・ゲルペッリ
コッラード・インベルニッツィ
フィリッポ・ティーミ
ファブリツィオ・ジフーニ
監督
マルコ・ベロッキオ
原題 Rapito
125分
G
T・ジョイPRINCE品川4 18:25〜観客10人程/119席
《19世紀イタリアで、カトリック教会が権力の強化のために7歳になる少年エドガルド・モルターラを両親のもとから連れ去り、世界で論争を巻き起こした史実をもとに描いたドラマ。監督・脚本は、「甘き人生」「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」「シチリアーノ 裏切りの美学」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ。教皇ピウス9世役はベロッキオ監督の「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」にも出演したパオロ・ピエロボン。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。》
「エドガルド・モルターラ誘拐事件」のことは知らなかったけど、権力強化のために7歳の少年を誘拐するなんて理不尽にも程があるというか、人を救うはずの宗教の闇が描かれていて下手なホラーより怖かったかも、1850年代イタリアを完全再現したというロケーションも見どころ!
約2000人の中から選ばれたという子役の少年は洗礼を受けたことも教会に足を踏み入れたこともなかったのだとか、これがデビューとは思えないくらい繊細な演技にも引き込まれた。
この題材は当初スティーブン・スピルバーグ監督が興味を示していたので諦めていたところ、2019年にこのプロジェクトを正式に放棄したのでマルコ・ベロッキオ監督がこの事件の足跡を辿ることを決意したんだそうで、これはこれで貴重な作品だけどスピルバーグ監督が撮ったものも観て見たかったかも。
というか、マルコ・ベロッキオ監督作品ってあまり馴染みがないと思っていたけど、メモをとるようになってからだけでも2011年の2月にキネカ大森で観たにや「夜よ、こんにちは」と「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」の2本立てからの、2014年に同じくキネカ大森で観た「眠れる美女」、2017年に今はなくなってしまった有楽町スバル座で「甘き人生」そして2020年にはヒューマントラストシネマ有楽町で「シチリアーノ 裏切りの美学」とけっこう観ていて我ながらすぐに思い出せなくて呆れてるけど、どれもミニシアター系の劇場で観ていた作品なので、最近T・ジョイPRINCE品川もこういった作品を観ることができるようになったのは嬉しい!
《19世紀イタリアで、カトリック教会が権力の強化のために7歳になる少年エドガルド・モルターラを両親のもとから連れ去り、世界で論争を巻き起こした史実をもとに描いたドラマ。監督・脚本は、「甘き人生」「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」「シチリアーノ 裏切りの美学」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ。教皇ピウス9世役はベロッキオ監督の「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」にも出演したパオロ・ピエロボン。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。》
「エドガルド・モルターラ誘拐事件」のことは知らなかったけど、権力強化のために7歳の少年を誘拐するなんて理不尽にも程があるというか、人を救うはずの宗教の闇が描かれていて下手なホラーより怖かったかも、1850年代イタリアを完全再現したというロケーションも見どころ!
約2000人の中から選ばれたという子役の少年は洗礼を受けたことも教会に足を踏み入れたこともなかったのだとか、これがデビューとは思えないくらい繊細な演技にも引き込まれた。
この題材は当初スティーブン・スピルバーグ監督が興味を示していたので諦めていたところ、2019年にこのプロジェクトを正式に放棄したのでマルコ・ベロッキオ監督がこの事件の足跡を辿ることを決意したんだそうで、これはこれで貴重な作品だけどスピルバーグ監督が撮ったものも観て見たかったかも。
というか、マルコ・ベロッキオ監督作品ってあまり馴染みがないと思っていたけど、メモをとるようになってからだけでも2011年の2月にキネカ大森で観たにや「夜よ、こんにちは」と「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」の2本立てからの、2014年に同じくキネカ大森で観た「眠れる美女」、2017年に今はなくなってしまった有楽町スバル座で「甘き人生」そして2020年にはヒューマントラストシネマ有楽町で「シチリアーノ 裏切りの美学」とけっこう観ていて我ながらすぐに思い出せなくて呆れてるけど、どれもミニシアター系の劇場で観ていた作品なので、最近T・ジョイPRINCE品川もこういった作品を観ることができるようになったのは嬉しい!