続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「エリザベート 1878」(2022オーストリア=ルクセンブルク=ドイツ=フランス/トランスフォーマー=ミモザフィルムズ)

《「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープスが19世紀オーストリアの皇妃エリザベートを演じ、2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞に輝いた伝記ドラマ。ヨーロッパ宮廷一の美貌と称されたエリザベートの40歳の1年間にスポットを当て、若さや美しさという基準のみで存在価値を測られてきた彼女の知られざる素顔を大胆な解釈で描き出す。オーストリアの気鋭マリー・クロイツァーが監督・脚本を手がけた。》

フランスやイギリスの皇室の話は映画によく取り上げられるけど、正直なところ、オーストリアの皇妃であるエリザベートのしかも若い頃ではなくて40代になってからというのも興味深いものがあって、衣装や調度、皇室での暮らしぶりなど19世紀末の時代再現もみどころだった。

宮廷で演奏されたハープの弾き語りがどこかで聞いたことがある曲だなと思ったらローリング・ストーンズの「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」だったとか意表をつく演出や、犬種はよくわからないけど、優雅なこなしの犬たちが常に画面に寄り添うようにいたのも印象的だった。

☆あらすじ☆
1877年のクリスマスイブに40歳の誕生日を迎えたエリザベートは、世間のイメージを維持するために奮闘を続けながらも、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じていた。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日のような刺激を求める彼女は、イングランドやバイエルンを旅して旧友や元恋人を訪ねる中で、誇張されたイメージを打ち破ってプライドを取り戻すべく、ある計画を思いつく。
※映画.comより

キャスト
ビッキー・クリープス
フロリアン・タイヒトマイスター
カタリーナ・ローレンツ
ジャンヌ・ウェルナー
アルマ・ハスーン
マヌエル・ルバイ
フィネガン・オールドフィールド
アーロン・フリース
ローザ・ハジャージュ
リリー・マリー・チェルトナー
コリン・モーガン

監督
マリー・クロイツァー

原題 Corsage

114分

PG12

TOHOシネマズシャンテ3 19:00〜観客5割程/191席







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