続・とりあえずの映画鑑賞メモ

驟雨(1956/東宝)

“岸田国士の一幕ものの戯曲数編を、水木洋子がまとめて脚色し、成瀬巳喜男が演出した小市民映画の名作”

《倦怠期にさしかかった夫婦が、様々な波紋に揺られながらも現在の生活の中に幸福を見出していく姿を、きめ細かな描写で綴る》

月曜日は早め帰宅目指して品川プリンスシネマに行きたいところでしたが、銀座シネパトスで始まった《シナリオ作家・水木洋子と巨匠たち》特集も気になるので雑用を片付けてから有楽町に向かいました

今日の2本立は「驟雨」と「おとうと」の2本で、まずはこの「驟雨」から観ましたが、文句なしに面白かったです

1956年の映画ということで野良犬や井戸など昔懐かしい風景と、成瀬監督らしい、思わず相槌を打ちたくなるような会話の妙に引き込まれました、時代は古いけど絶えず流れるピアノ伴奏とかオシャレで洗練された感じで古さを感じないんですよね

夫婦役の原節子、佐野周二の二人に絡むお隣りさん夫婦役の小林桂樹、根岸明美や新婚旅行から戻ったばかりの親戚の娘役の香川京子さんなどまだ皆さん本当にお若くて、実家の母にも見せたいなと思ってしまいました

銀座シネパトス3 13:55~観客30人程/72席

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