“ただ目が合っただけで周囲の人々に襲われるようになった男が生き残りの果てに辿り着く《終末》を描いたフランス発の不条理サバイバル・スリラー”って、もうわけわからないけど怖すぎて、思わずこちらの目を閉じたくなってしまったり、目を合わせちゃダメと思ったりドキドキハラハラの連続。
というかよく考えるとサングラスかけるとか最後の方で実行されるように目隠しするとか、いくらでも防げるような気もしたけど本題はそこではなくて、現実世界の集団的暴力のについての話なのかも、一般的に暴力の対義語といえば理性や平和なんだろうけどこの作品に限っていえば“信頼”になるみたいな?
解決策のひとつに犬を飼うというのも面白くて、保護センターで選ばれたワンコも独特な表情で可愛かったワン!
このところずっと時間と場所で選んでT・ジョイPRINCE品川でメジャー作品を観ていたので、久しぶりにヒューマントラストシネマ有楽町でミニシアター系作品を観ることができたのも新鮮だった。
☆あらすじ☆
ある日突然、職場のインターン生から暴行を受けたヴィンセント。怪我から回復する間もなく別の同僚にも襲われるが、加害者たちはいずれも襲撃時の記憶を失っていた。その後もヴィンセントに殺意を向けて襲いかかってくる者は後を絶たず、ついには見ず知らずの他人からも命を狙われるようになってしまう。やがて「自分と目線が合った瞬間に人々が襲いかかってくる」という法則に気づいたヴィンセントは、生き残るための自衛を始めるが……。
※映画.comより
キャスト
カリム・ルクルー
ビマーラ・ポンス
監督
ステファン・カスタン
原題 Vincent doit mourir
109分
G
ヒューマントラストシネマ有楽町1 20:40〜観客40人程/161席