これは邦題から想像したのとかなり違っていたというか、過去のエピソードを交えながらの語り口はどちらかというと苦手なので、ストレートにヒロインの心情に入り込めなかったけど、ありがちな自分探しの旅ではなく、自分と向き合うための再生の旅というところに引き込まれた。
リース・ウィザースプーンはあまり好みの女優さんではないけど、アラフォーなのに小柄で時折見せるあどけない表情が魅力的で今回の映画ではとても可愛く見えた、母親役のローラ・ダーンもよかった。
それにしても、この映画の現代は「WILD」で、少し前に観た似たような邦題「奇跡の2000マイル」が「Tracs」、どちらも女性ひとりのロードムービーだけど、もっとシンプルな邦題でもよかったかも。
ストーリー
母の死に悲嘆し薬と男に溺れていたシェリルは、イチから出直すために過酷な旅に出ることを決意する。しかしこの道のりは人生よりも厳しく、極寒の雪山や酷暑の砂漠に行く手を阻まれ、食べ物も底をついてしまう。それでもシェリルは自分と向き合い歩みを進める。
原題 WILD
116分
映倫 R15+
監督
ジャン=マルク・ヴァレ
出演
リース・ウィザースプーン
ローラ・ダーン
トーマス・サドスキー
ミキール・ハースマン
ギャビー・ホフマン
キーン・マクレー
ケヴィン・ランキン
W・アール・ブラウン
TOHOシネマズ2 16:15~観客4割程/202席
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