続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「かぐや姫の物語」(2013/東宝)

“姫の犯した罪と罰…高畑勲監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999)以来、約14年ぶりに手がけた監督作で日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされているかぐや姫の犯した罪、そして、罰とは何かを描き出す”

“姫の犯した罪と罰”の解釈がよくわからなかったり、家族で観るには子供には長過ぎるのでは、とか思ったけど、どの場面をとってもそのままで水彩画や墨絵ののポストカードになりそうな美しい映像だった。

公開には間に合わなかったけど、作画完成前に声を収録する“プレスコ方式”で生前に収録を済ませていたという、翁役の声役の地井武男さんのご冥福を改めてお祈りします。

《今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり…》

主人公のかぐや姫役の声優は、映画「神様のカルテ」やNHK連続テレビ小説「てっぱん」などに出演した新進女優の朝倉あき。
2012年6月に他界した俳優の地井武男が、作画完成前に声を収録するプレスコ方式で生前に収録を済ませており、かぐや姫を見つけ育てる翁役として声優出演を果たした。宮崎駿監督作品で常連の久石譲が、高畑監督作で初めて音楽を担当。

◆CAST
朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子

137分

品川プリンスシネマ9 18:35~観客80人程/190席







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