続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ホドロフスキーのDUNE」(2013米/アップリンク、パルコ)

“これは、世界を変えた未完の大作をめぐる、あなたに勇気を与える映画…「ホーリー・マウンテン」「エル・トポ」などでカルト的人気を誇る奇才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挑んだものの、実現に至らず失敗に終わった幻のSF大作「DUNE」はフランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」を原作に、サルバドール・ダリやミック・ジャガー、オーソン・ウェルズ、メビウス、H・R・ギーガー、ピンク・フロイドら豪華スタッフ&キャストをそろえていたが、撮影前に頓挫した同作の驚きの企画内容や製作中止に追い込まれていった。その過程を、ホドロフスキー自身やプロデューサー、関係者へのインタビュー、膨大なデザイン画や資料などから明らかにしていくドキュメンタリー”

この前遅ればせながら「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」を観た時にこのホドロフスキー監督の頭の中を覗いてみたいと思ったので、改めてその異才ぶりを知ることができてよかった。

映画の「DUNE」は頓挫したけど、その後のSF映画に与えた影響の大きさに驚くと共に、80代半ばとは思えないパワーにビックリ、“人生で何か近づいてきたら《イエス》と受け入れる。離れていっても《イエス》だ。失敗が何だ?”といった名言に観ているこちらが元気をもらえる思いだった。

リンチ版の「砂の惑星」も大好きだけどホドロフスキー版の「DUNE」も観てみたい!

もうすぐ公開の新作「リアリティのダンス」も楽しみ。

《当初、鬼才、アレハンドロ・ホドロフスキーが監督を予定していた『DUNE』は、スタッフにメビウスやH・R・ギーガー、キャストにサルバドール・ダリやミック・ジャガーといった人物が参加予定の斬新な企画だった。ところが製作は中止になってしまう。その一連の騒動を監督本人やプロデューサーのミシェル・セイドゥーらが語る。ホドロフスキー監督本人のほかプロデューサーのミシェル・セイドゥーや監督のファンであるという『ドライヴ』などの監督ニコラス・ウィンディング・レフンなども登場、デヴィッド・リンチが同原作で監督を務めた『砂の惑星』についての感想、また当時作られた美しいストーリーボード集の絵なども挿入》

◆キャスト
アレハンドロ・ホドロフスキー, ミシェル・セイドゥー, H・R・ギーガー, クリス・フォス, ブロンティス・ホドロフスキー


原題:Jodorowsky's Dune

90分

キネカ大森3 16:40~観客15人程/40席





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