続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ヴァチカンのエクソシスト」(2023米=英=西/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

《オスカー俳優ラッセル・クロウがホラー映画初主演を務め、カトリック教会の総本山バチカンのローマ教皇に仕えた実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の回顧録「エクソシストは語る」を映画化。共演は「ドント・ブリーズ」のダニエル・ゾバット、「セーラ 少女のめざめ」のアレックス・エッソー、「続・荒野の用心棒」のフランコ・ネロ。》

ラッセル・クロウが悪魔祓いの神父さん役だなんて、なんちゃってエクソシストかと思ったら、これがまた予想外に本格的なオカルトホラー映画で怖いこと、外の暑さをしばし忘れてしまうくらいだった、スマホもインターネットもない1980年代というのも効果的!

というか、説得力があったのはこれが実在のエクソシストであるアモルト神父の回顧録を元にしたからなのかも、憑依された少年の演技も圧巻、年の離れた若い神父とのバディ映画としても楽しめた、教皇役でフランコ・ネロが出ていたの嬉しかった。

何故にラッセル・クロウと思ったら製作者いわく“悪魔と肩を並べる人としてグラディエーターほど最適な人はいないですよね?”だって、なるほど!

アモルト神父の2冊の回顧録は実際に彼が行った何百件もの悪魔祓いの話や実例が詰まった宝箱で、映画の中で語ることのできる物語は無限にあるんだそうで、まだまだいくらでも製作できそうなのでシリーズ化して欲しいかも。

☆あらすじ☆
1987年7月、サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から、ある少年の悪魔祓いを依頼される。少年の様子を見て悪魔の仕業だと確信したアモルトは、若き相棒トマース神父とともに本格的な調査を開始。やがて彼らは、中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録と、修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着く。
※映画.comより

キャスト
ラッセル・クロウ
ダニエル・ゾバット
アレックス・エッソー
フランコ・ネロ

監督
ジュリアス・エイバリー

原題  The Pope's Exorcist

103分

PG12

TOHOシネマズ錦糸町7 17:10〜観客40人程/114席








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